【藤沢市】パートナーシップ宣誓制度、藤沢市と海老名市が連携協定を3月1日締結 - 転入・転出時の手続き簡素化へ
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多様な生き方を認め合う社会への一歩として、パートナーシップ宣誓制度の自治体間連携が広がっている。2025年3月1日、藤沢市と海老名市は「パートナーシップ宣誓制度に係る自治体間連携に関する協定」を締結する。
この協定により、パートナーシップ宣誓制度を利用している方が両市間で転入・転出する際の手続きが簡素化される。具体的には、転出元自治体への受領証返還手続きが不要になり、転出先自治体への提出書類も一部省略可能となる。
制度利用開始日
- 協定締結日:2025年3月1日(土曜日)
- 宣誓受付開始日:2025年3月3日(月曜日)
連携によるメリット
- 転出元自治体へのパートナーシップ宣誓書受領証等の返還手続が不要
- 転出先自治体への提出書類が一部省略可能
藤沢市の既存連携自治体
- 2022年2月1日~:茅ヶ崎市、寒川町
- 2023年11月1日~:横浜市、伊勢原市
問い合わせ先
藤沢市企画政策部 人権男女共同平和国際課
住所:〒251-8601 藤沢市朝日町1番地の1 本庁舎6階
電話:0466-50-3501(直通)
FAX:0466-50-8436(企画政策課内)
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筆者のコメント
湘南エリアでは、この数年でパートナーシップ宣誓制度の整備が着実に進んでいる。藤沢市と海老名市の連携は、多様な生き方を認め合う社会づくりの大きな一歩だ。
近年、LGBTQに関する理解も深まってきており、パートナーシップ制度を利用するカップルも増加傾向にある。行政手続きの簡素化は、当事者の方々の負担軽減に直接つながる重要な取り組みといえる。
湘南エリアに暮らす私たちにとって、このニュースは身近な話題だ。多様性を認め合い、誰もが自分らしく生きられる地域社会の実現に向けて、一人一人が理解を深めていくことが大切だと感じている。