【藤沢市】藤沢市でリンゴ病が5年11か月ぶりに流行警報レベルに 感染予防と注意点
藤沢市内で伝染性紅斑(リンゴ病)の流行警報が発令された。2024年12月23日から29日までの期間で、定点あたりの患者数が警報発令基準値の2.00人に達し、2019年1月以来、実に5年11か月ぶりの警報発令となった。
伝染性紅斑は主に子どもがかかる感染症として知られているが、成人でも感染する可能性があり、特に妊婦は注意が必要な疾患だ。
伝染性紅斑(リンゴ病)の主な症状
- 10~20日の潜伏期間
- 微熱やかぜの症状
- 両頬に境界鮮明な紅斑(赤い発しん)
- 体や手足に網目状やレース状の発しん
- 成人の場合は関節痛や頭痛の症状も
感染経路と予防方法
感染経路は主に飛沫感染と接触感染。有効なワクチンや治療薬は現時点で存在しない。
- 手洗いの徹底
- 咳エチケットの実施
- 症状のある人との接触を避ける
特に注意が必要な人
- 妊婦(胎児水腫や流産のリスクあり)
- 小児と接する機会が多い職業の人
- 伝染性紅斑の患者がいる家族
問い合わせ先
藤沢市役所 健康医療部 保健予防課
電話:0466-50-3593
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筆者のコメント
子育て世代の親として、この季節は特に感染症の流行が気になるところだ。
リンゴ病は子どもがかかることが多い病気として知られているが、実は大人も感染する可能性があることは意外と知られていない。
特に最近は共働き世帯も多く、職場での感染予防も重要になってきている。手洗いや咳エチケットなど、基本的な予防対策を徹底することが大切だ。
湘南地域は子育て世帯も多いため、特に注意が必要。春に向かって気温が上がってくる時期でもあり、感染症対策をしっかりと行い、健やかに過ごしていきたい。