【藤沢市】慶應義塾大学SFC生が国内から606件の応募の中でグッドデザイン・ニューホープ賞「最優秀賞」を受賞
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の学生たちが、2024年度グッドデザイン・ニューホープ賞で優れた成績を収めた。日本全国から606件もの応募作品の中から、SFCからは最優秀賞1組、優秀賞1組、入選5組という素晴らしい結果となっている。
特筆すべきは、松井晴大さん(総合政策学部4年)、板谷勇飛さん(環境情報学部3年)、猪村真由さん(看護医療学部卒業)の3名による「入院している小学生を対象にしたあそびのスターターキット『アドベンチャーBOX』」が最優秀賞を受賞したことだ。
受賞作品の詳細
- 【最優秀賞】入院している小学生を対象にしたあそびのスターターキット『アドベンチャーBOX』
- 【優秀賞】コレクティブインパクトプラットフォーム"コソダテノミカタ"(田中惇敏さん)
入選作品一覧
- Sand Printing
- 井戸を掘り、井戸群を楽しむ - 自律分散協調型水供給インフラの整備と普及-
- キメラ集成材&WOOD NFT
- 香音歩
- ともに生きるケアのための「思考の補助具」
グッドデザイン・ニューホープ賞について
この賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催し、将来のデザイン分野の発展を担う新しい世代の活動を支援することを目的として2022年度に新設された。日本国内の各種専修専門学校・大学・大学院に在籍している学生、または2023年6月1日以降に卒業・修了した者が対象となっている。
関連リンク
慶應義塾大学SFC - グッドデザイン・ニューホープ賞受賞のお知らせ
筆者のコメント
湘南エリアの誇る教育機関、慶應義塾大学SFCの学生たちの活躍は、地域の未来に希望を与えてくれる。
特に最優秀賞を受賞した「アドベンチャーBOX」は、入院中の子どもたちへの温かい思いやりが込められた素晴らしいプロジェクトだ。コロナ禍を経て、医療と生活の関係性が見直される中、時代に即した取り組みと言える。
湘南から世界に向けて、こうした若い才能が次々と生まれていることを、地域に住む者として誇りに感じる。これからの季節、キャンパスでは桜が咲き誇り、新たな学生たちを迎える準備が始まる。彼らがどのような革新的なアイデアを生み出してくれるのか、今から楽しみだ。