【藤沢 観光スポットレポ】遊行寺 - 藤沢の地を見守ってきた寺院!多くの文化財と史跡を持つ、地元の憩いの場
春には桜、秋には銀杏の紅葉が楽しめる
藤沢駅北口から徒歩15分程の所に、とても大きくて立派なお寺があるのをご存知でしょうか。
正式名称を「藤澤山 無量光院 清浄光寺」と言い、『遊行寺(ゆぎょうじ)』として親しまれています。
藤沢市の観光情報サイトによると…
時宗開祖の一遍上人より数えて4代目の呑海上人開山の時宗総本山です。藤沢山無量光院清浄光寺が正式な寺名ですが、呑海上人が正中2年(1325)に廃寺を再建して遊行引退後の住まいとし、歴代の上人も遊行引退後に住むようになったので「遊行寺」と呼ばれるようになりました。
この辺りは、東海道五十三次の6番目の宿場として栄えた地で、参勤交代が制度化されると大名の宿泊施設として本陣などが整えられました。そのため、昔から多くの人々が『遊行寺』へ参詣に訪れていたそうです。
今回は、そんな『遊行寺』をご紹介したいと思います。
お寺の入り口となる惣門(総門)は、国の登録有形文化財に指定されているもので、大変見応えがあります。
平日の昼間に行ってみると、地元の方が散歩していたり境内のベンチで休憩している姿が。お隣には、藤嶺学園藤沢の中学校・高校があるので、学生さんの体育の授業の声が聞こえてきます。
とても立派なお寺ですが、地元の方々にとって古くからこの地を見守ってきた、親しみのある存在であるように感じました。
境内はとても綺麗にお手入れがされていて、ゴミ1つありません。
こちらの本堂も、国の登録有形文化財です。
本堂右手側には、一遍上人の銅像があります。
左手側には、県指定の重要文化財となっている歴史を感じる鐘楼が。下から見ると、とても迫力がありました。
さらに、境内中央にあるのは圧倒的な存在感を放つ銀杏の大木。藤沢市の天然記念物で、昭和26年の日本観光地百選に選ばれました。
樹齢は、なんと700年(一説に500年)とも言われているんだとか。
秋には綺麗な紅葉を見せてくれそうですね。
今回ご紹介した以外にも『遊行寺』には、たくさんの文化財や史跡が大切に残されおり、歴史を見て肌で感じられる場所となっています。
一方で、写経会や寺ヨガ、骨董蚤の市などを開催している地元密着型の寺院という面も。
また、『遊行寺』のある交差点は、箱根駅伝のコースにもなっているんですよ。
ぜひ、注目して見てくださいね!
施設紹介
【遊行寺(清浄光寺)】
■住所:〒251-0001 神奈川県藤沢市西富1丁目8−1
■電話番号:0466222063
■営業時間:本堂及び地蔵堂は5:00~17:00 (冬季期間は16:30まで)、遊行寺寺務所受付は、9:00~16:00
※駐車場:有
※営業時間など変更になっている可能性がありますので、ご注意ください。
アクセス
JR藤沢駅北口より徒歩約15分