【藤沢 グルメレポ】ルポデ パティスリー - おやつに手土産に特別な日に…どんなシーンにもぴったりなケーキ・焼き菓子が見つかる
夫婦が営む爽やかなお店
落ち着いたグリーンの壁とドアが目を引くこちらのお店は、2022年にオープンした「Le pot des patisseries(ルポデ パティスリー)」。
店主の新田さんは高校卒業後から22年間、ケーキ一筋でやってきた熟練パティシエ。
奥様が販売を担当し、ご夫婦で切り盛りする可愛らしいパティスリーです。
店内入って正面のショーケースには、常時12種類ほどのケーキやプリンが並びます。
定番のショートケーキから、チョコレートやチーズ系のケーキ、季節の果物を使ったタルトまで、美しい商品の数々はまるで芸術品のよう。
1つの作品を作り出すのはアートに近く、それをいくつも生産し続けるのは職人技だと教えてくださいました。
「学校の科目では美術が好きだった」と話す新田さんの言葉にうなずいてしまいます。
両方のスキルを使い、毎日朝早くからたくさんの種類をお一人で作っているのです。
数ある中でもおすすめは…
おすすめは開店時から作り続けているピスタチオのケーキ「ピスターシュグリオット ¥600(税込)」。
色合いもお店のカラーとぴったり合って、清々しく上品な印象があります。
これからの暑い季節には「ラフレシサント ¥630(税込)」を。レモンのクリームとホワイトチョコの組み合わせが涼しげなケーキです。
「シューアラクレーム ¥314(税込み)」は注文してからクリームを注入。
パリッと食べ応えある食感のシュー皮に、新鮮なカスタードクリームをたっぷり入れてくれます。クリームは甘さ控えめですが、皮には粉糖がたっぷりまぶしてあるのでバランスがとれていて、1個ペロリと食べられてしまいます。
所せましと並ぶ焼き菓子にも注目
店内の両サイドには種類豊富な焼き菓子がずらりと並びます。
「湘南ケーク ¥280(税込)」は犬の肉球の形がキュートで、湘南土産の新定番になりそう。
湘南には愛犬家が多いイメージを形にしたとのことです。
キャラメルショコラやさつまいも、抹茶など定番のフレーバーに加え、季節限定の風味が登場します。夏はシトロンが仲間入り。
「ガナッシュサンド シトロン ¥330(税込)」も併せて涼し気なおやつに。
お菓子が詰まった楽しい壺のよう
店名の「ルポデ パティスリー」はフランス語で「お菓子の壺」という意味。
いろいろなお菓子が詰まった壺のように、ワクワクがいっぱいのお店を目指して付けたそうです。
そんなお店の雰囲気にぴったりなイラストは、お知り合いのイラストレーターさんが描いてくれたもの。
ステッカーにしてギフトボックスなどに使用されています。
開店から1年半を迎え、常連さんの来店が途絶えません。
「これからも成長を続け、永く愛される店にしていきたい」と話す新田さん夫婦。
昼下がりには下校中の小学生が賑やかに前を通り、目を輝かせて中をのぞいていく子も。
日常の風景に溶け込むグリーンのお店はもう、この街になくてはならないパティスリーです。
店舗紹介
【Le pot des pâtisseries(ルポデ パティスリー)】
■住所:藤沢市羽鳥2-16-7-2
■電話番号:0466-21-9328
■営業時間:11:00~18:00
■定休日:水曜日+不定休
アクセス
JR辻堂駅北口から徒歩20分
駐車場はお店の前に1台と近隣に1台有り
関連リンク
Le pot des pâtisseries Instagram