【藤沢 イベントレポ】第16回藤沢宿・遊行の盆 - 藤沢の夏の風物詩!“遊行おどり”をお年寄りから子どもまで
遊行寺の「踊り念仏」は、盆踊りのルーツと言われている
【湘南人】でご紹介した、こちらのイベントに参加してきました!
藤沢駅ミナパーク前、遊行寺境内「遊行の盆」盆踊りやステージなど開催
今年で16回目を迎える『藤沢宿・遊行の盆』は、7月22日(土)に、藤沢駅北口サンパール広場でステージイベントが行われた他、4年ぶりに遊行ばやしコンテストを開催。
翌23日(日)は、遊行寺にて盆踊り大会と屋台の出店、ふじさわ宿交流館で盆踊りステージ公演が行われました。
「遊行寺」は、正式名称を「藤澤山 無量光院 清浄光寺」と言い、時宗開祖の一遍上人より数えて4代目の呑海上人開山の時宗総本山。
本堂や惣門(総門)などが国の登録有形文化財に指定されていて、多くの文化財と史跡を持つ立派なお寺であり、日頃から写経会や寺ヨガ、骨董蚤の市を開催するなど、地元の方々から親しまれています。
【藤沢 観光スポットレポ】遊行寺 - 藤沢の地を見守ってきた寺院!多くの文化財と史跡を持つ、地元の憩いの場
一遍上人が藤沢の片瀬で踊った「踊り念仏」が盆踊りのルーツと言われていることから、新しい藤沢の盆踊りとして“遊行おどり”が誕生し、今や藤沢の夏の風物詩になっています。
筆者が訪れた23日は、甚兵衛姿のお子さんをベビーカーに乗せた家族や、浴衣に身を包んだ若者たちなど、多くの人が遊行寺を訪れていました。
盆踊り大会は16:30からとのことでしたが、まだ陽が長くジリジリと日差しが照り付けていました。
参道には提灯がズラリと並び、お祭り会場へと向かう楽しそうな声が聞こえます。
メイン会場に着くと、境内に設けられたステージを中心に盆踊り大会が始まっており、一般の方々も参加して大きな円を作っていました。
初めて踊るのに、なぜか身体が音頭と振り付けを覚えているような不思議な感覚になるのが、日本の盆踊り。
踊り方のレクチャーもあって、お年寄りから子どもまでが楽しそうに“遊行おどり”を踊っています。
また、お祭りの楽しみと言えば、外で飲んだり食べたりする屋台グルメですが、こちらはどこも行列が出来る程の賑わいです。
お酒を飲んだり、かき氷や焼きそばを食べたりと、みなさんそれぞれお祭りを満喫している様子。
一方、近くのふじさわ宿交流館の多目的ホールでは、盆踊りステージ公演が行われており、一目見ようとたくさんの人が集まっていました。
新型コロナの影響で、これまで縮小気味だった『藤沢宿・遊行の盆』は、みなさんいつもの夏を取り戻すかのように思いっきり楽しんでいるように見えました。
藤沢の夏の風物詩として、来年も盛大に盛り上がって欲しいと思います。
イベント紹介
■開催日:2023年7月22日(土)・23日(日)
■開催場所:藤沢駅北口サンパール広場、遊行寺、ふじさわ宿交流館
■料金:入場無料
■時間:11:00~20:00(会場により異なる)
施設紹介
【遊行寺(清浄光寺)】
■住所:〒251-0001 神奈川県藤沢市西富1丁目8−1
■電話番号:0466222063
■営業時間:本堂及び地蔵堂は5:00~17:00 (冬季期間は16:30まで)、遊行寺寺務所受付は9:00~16:00
※駐車場:有
※営業時間など変更になっている可能性がありますので、ご注意ください。
アクセス
JR藤沢駅北口より徒歩約15分