【藤沢 ショップレポ】RE:BOARD - 廃材のスケートボードをアップサイクル!新たなに生まれ変わったエシカルな作品たち
唯一無二のオリジナルオーダー品も
先日【湘南人】の取材でお伺いした、湘南スタイルに進化した令和のNEOベビーカステラ屋さん「湘南ベビーカステラJohnny's」の店内にあった、とてもおしゃれで個性的なテーブルと壁に掛かったオブジェ。
【藤沢 グルメレポ】湘南ベビーカステラJohnny's - まるでパンケーキ⁉湘南スタイルに生まれ変わったNEOベビーカステラ
気になって店主に聞いたところ、スケートボードの廃材を使ったオリジナルオーダー品で、湘南在住の作家さんが、『RE:BOARD(リボード)』という屋号で作られているとのこと。
ご縁をいただき、『RE:BOARD』のアトリエにお邪魔することができました。
2018年頃に、『RE:BOARD』のオーナーである山崎さんが、廃スケートボードを利用した小物を作ったことが活動の始まり。
ご自身も長年スケートボードをされていて、ある日、自分の折れたスケートボードを見てもったいないと感じ、何かに利用できないかと思いついたのがきっかけになったのだそうです。
スケートボードのデッキ(板)は、プロのスケートボーダーのものは1週間くらいで傷みや劣化で寿命を迎え、一般の人でも1~3ヶ月程と非常に交換頻度の高い、言わば消耗品。
通常、不要になったデッキは、買い替えの際にスケートボードショップに置いていくなどして、ショップが粗大ゴミとして廃棄しています。
その捨てられてしまう廃材であるデッキを、引き取りアップサイクルして、新たな製品に生まれ変わらせるのが『RE:BOARD』の活動です。
一般的にスケートボードのデッキは、メープルの木を7枚プレスして作られており、メーカーごとに着色された板を使用しています。
それを何枚も重ね合わせることで、木そのものの素材感と着色された板の色味を活かした『RE:BOARD』のアーティスティックな作品の材料になるのです。
作品は、湘南の住宅街にある小さなアトリエで、オーナーの山崎さんが一つ一つ手作りで作っています。
何枚ものデッキの表面を平にし、プレスを繰り返して、表面にオイル仕上げを施す作業を、毎日コツコツと進めていく…一つの作品が完成するのには、とてつもない時間と手間がかかります。
できあがった作品は、木を使用しているので、軽くて丈夫。
そして、使う度に使用感が出て馴染んでくる様子も魅力です。
個性的なデザインは、図面などを引かずに山崎さんのインスピレーションで作られているのだとか。
小物だけでなく、家具やオブジェなどのオリジナルオーダー品も数多く手掛けており、湘南エリアの飲食店などで使用されています。
捨てられてしまうスケートボードの廃材をアップサイクルした、エシカルな作品を作る『RE:BOARD』は、個性が溢れる、アーティスティックでおしゃれなデザインも、多くの人から支持を得ています。
作品は、公式オンラインショップから購入可能。オリジナル品のオーダー・相談は、InstagramのDMから受付。
現物を見たいという方は、「湘南ベビーカステラJohnny's」の店頭にてチェックしてみてくださいね!
お店紹介
【RE:BOARD】
■公式オンラインショップ:RE:BOARD Online Shop
■オリジナル品のオーダー・相談:InstagaramのDMからRE:BOARD Instagram