アイパークインスティチュート 韓国「五松先端医療産業振興財団」と相互協力に関する覚書を締結
アイパークインスティチュート株式会社は、1月19日、韓国の公的機関である五松(オソン)先端医療産業振興財団(KBIO Health)と、バイオ・ヘルスケア領域における連携を目的とした覚書を締結した。
覚書では、日韓でそれぞれライフサイエンス企業を支援する立場であるアイパークインスティチュート、五松先端医療産業振興財団が、①派遣等による専門家交流 ②社外派遣事務局の設置 ③社内セミナーへの参加 ④特別セミナーへの優先招待や講演者特典などで協力することを掲げている。
アイパークインスティチュートは、「世界に開かれたライフサイエンスエコシステムの構築」というミッションのもと、国内外のサイエンスパークなどと提携の覚書等を結んでいる。
本提携は2023年11月の韓国中小ベンチャー企業部との提携に続き、8例目となる。
韓国 五松(オソン)先端医療産業振興財団について
オソン医療イノベーション財団(KBIOHealth)は、将来の国家成長エンジンとしてのバイオヘルス産業を育成するために設立された、保健福祉部傘下の政府主導の機関である。
同財団は2013年11月、新薬開発センター、医療機器開発センター、非臨床評価センター、バイオ医薬品製造センターの4つの中核施設の建設を完了した。
各センターは、バイオ医薬品やBTベースの医療機器の開発をサポートするための高度な施設や設備を備えている。
KBIOHealthは、バイオ医薬品やBTベースの医療機器の分野における研究の活性化と普及を通じて、先端医療産業の育成を目指す「研究開発サービスプラットフォーム」としての役割を担っている。
民間では不足しがちな部分を補い、必要とするサービスを政府が提供する。
当財団は、先端医薬品や医療機器製品の商業化・産業化を加速させる上できわめて重要な役割を果たしている。
KBIOHealthは、応用開発研究を支援するだけでなく、事業開発のための研究の方向性に関するコンサルティングも提供している。
商業化に成功する可能性のあるプロジェクトであっても、初期段階で障害に直面したり、後々困難にぶつかることが多いという認識のもと、同財団は国のインフラとして、これらの方向性を修正し、商業化の段階まで導く。
アイパークインスティチュート株式会社について
アイパークインスティチュート株式会社は、産業ファンド投資法人、武田薬品工業株式会社、三菱商事株式会社を主要株主として、2023年4月に事業を開始。
2018年より武田薬品が担っていた湘南ヘルスイノベーションパーク(神奈川県藤沢市、略称:湘南アイパーク)の運営事業を2023年に承継し、施設の運営・管理のほか、イノベーション創出促進、技術交流・研究連携促進など、ライフサイエンスエコシステムの構築・活性化のための事業を行っている。
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