【三浦市】令和7年度(2025年度)から開始、子育て世帯向け住宅ローン控除拡充と定額減税の改正ポイント
令和7年度(2025年度)から市民税・県民税の税制改正が実施されることになった。今回の改正では、特に子育て世帯への支援強化が特徴で、住宅ローン控除の拡充と特別税額控除が注目を集めている。
具体的な改正内容を見ていこう。
特別税額控除(定額減税)の概要
- 対象:2024年中の合計所得金額が1,000万円超1,805万円以下の方
- 条件:市民税・県民税所得割が課税され、同一生計配偶者がいる方
- 控除額:控除対象配偶者以外の同一生計配偶者分として1万円
住宅ローン控除拡充のポイント
以下のいずれかに該当する方が対象となる:
- 40歳未満で配偶者がいる方
- 40歳以上で40歳未満の配偶者がいる方
- 19歳未満の扶養親族がいる方
借入限度額の拡大
認定住宅等の種類により、以下のように借入限度額が拡大される:
- 認定住宅:4,500万円 → 5,000万円
- ZEH水準省エネ住宅:3,500万円 → 4,500万円
- 省エネ基準適合住宅:3,000万円 → 4,000万円
問い合わせ先
- 三浦市役所 総務部 税務課(住民税担当)
- 電話:046-882-1111(内線242・246)
- FAX:046-881-7815
関連リンク
三浦市 令和7年度(2025年度)市民税・県民税の税制改正について
筆者のコメント
春は引っ越しシーズンで、マイホーム購入を検討している方も多いのではないだろうか。
特に湘南エリアは、テレワークの普及により移住希望者が増加しており、子育て世帯の住宅購入ニーズも高まっている。
今回の税制改正は、そんな子育て世帯の住宅取得を後押しする内容となっており、これを機に湘南エリアでの住宅購入を検討してみるのも良いかもしれない。
ただし、税制は複雑な面もあるので、具体的な控除額などは税理士などの専門家に相談することをお勧めする。