【藤沢市】マイコプラズマ肺炎の流行に注意喚起
藤沢市でマイコプラズマ肺炎の流行が報告されている。特に秋冬にかけて増加が予測され、今後も注意が必要だ。
現状報告
2024年の藤沢市における基幹定点医療機関の報告によると、マイコプラズマ肺炎の患者数が増加している。以下のデータは直近の報告数を示している。
- 第38週(9月16日~9月22日):1名
- 第39週(9月23日~9月29日):6名
- 第40週(9月30日~10月6日):11名
今後もさらなる増加が懸念されているため、藤沢市では発生動向の注視と感染予防対策の徹底が求められている。
感染症の概要
マイコプラズマ肺炎は「肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)」による呼吸器感染症で、小児や若い人の肺炎の主な原因の1つだが、成人にも報告がある。国内外の研究では3~7年周期で大流行が発生することが報告されている。
主な症状
- 発熱
- 全身の倦怠感
- 頭痛
- せき
感染経路と予防策
感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」であり、飛沫感染では患者のせきのしぶきを吸い込むことが原因となる。接触感染では患者と直接触れることが原因だ。感染予防には以下の対策が有効だ。
- 流水と石けんによる手洗い
- タオルの共用を避ける
- せきエチケットの徹底(マスクの着用など)
問い合わせ
健康医療部 保健予防課
住所:〒251-0022 藤沢市鵠沼2131番地の1 藤沢市保健所4階
電話番号:0466-50-3593(直通)
ファクス:0466-28-2121