【横須賀市】市立小学校における定期健康診断保健調査票の紛失について
横須賀市は市立小学校において、定期健康診断保健調査票(以下、「調査票」という。)を1件紛失したことを報告した。
調査票には、「氏名」「性別」「今までにかかった病気」「最近1年間の様子」「家庭からの連絡」等が記載されている。
事故の発生
4月 17 日(月曜日)
学級担任教諭(以下、「A教諭」という。)が当該児童から回収した調査票を他の児童の調査票とともに、受領確認をせずに職員室の鍵のかかる引き出しに保管した。
5月 22 日(月曜日)
A教諭は、調査票が学級全員分そろっていると思い、養護教諭(以下、「B教諭」という。)に渡した。B教諭は、その後、受領確認せずに調査票を保健室の鍵のかかる引き出しに保管した。
6月 27 日(火曜日)
健康診断の結果処理を行っていたB教諭が当該児童の保健調査票がないことに気付き、調査票の紛失が発覚した。
事故発生後の対応
紛失発覚後、学校長は全教職員に校内を探すよう指示しましたが、当該児童の調査票を発見できなかったことから、7月3日(月曜日)、学校長、A教諭が当該児童の保護者に対し、謝罪及び経過説明を行った。
今後、教育委員会として、詳細な聞き取り等を行い、学校長及び学級担任教諭らに厳重注意を行う予定としている。
今後の防止策
本件は、調査票の受領確認及び管理が不十分であったために発生したものである。
これまでも、市立学校長会議をはじめ様々な機会において十分に注意するように呼びかけてきたが、今後、学校における個人情報の取扱いに関しては、細心の注意を払うとともに、個人情報を含む文書の確認及び適正な保管の徹底をより一層図り、再発防止に努めていくとしている。