【横須賀市】横須賀市・三浦市の2024年火災件数が減少、高齢者の犠牲者に注意喚起
横須賀市消防局が2024年の消防活動状況(速報)を発表した。横須賀市と三浦市を管轄する地域での火災件数は前年比22件減の81件となったが、死者は8人と1人増加している。特に死者のうち7人が65歳以上の高齢者だったことが判明した。
火災の主な原因は、第1位が「電気関係」で18件、第2位が「たばこ」で13件、第3位が「放火(疑い含む)」で11件となっている。
地域別の火災発生状況
- 横須賀市:70件(前年比20件減)
- 住宅火災:32件(2件減)
- 死者:8人(4人増)
- 負傷者:21人(9人減)
- 三浦市:11件(前年比2件減)
- 住宅火災:3件(1件減)
- 死者:0人(3人減)
- 負傷者:1人(1人増)
消防・救急活動の状況
- 消防隊・救助隊の出動:521件(前年比145件増)
- 救急出動:30,581件(前年比494件増)
- 横須賀市消防団の災害出動:68件(延べ1,028人が出動)
問い合わせ先
横須賀市消防局総務課:046-821-6452
筆者のコメント
湘南エリアに住む私たちにとって、火災統計は他人事ではない身近な問題だ。
特に気になるのは、高齢者の犠牲者が多いという点だ。私の両親も高齢になってきており、電気関係の火災が最多という点は要注意である。
年が明けて寒い日が続くが、電気ストーブの使用や暖房器具の取り扱いには細心の注意を払いたい。また、たばこによる火災も依然として多いため、寝たばこは絶対に避けるべきだ。
春を迎えるまでの寒い時期、家族で火の元の確認を習慣づけ、住宅用火災警報器の点検も忘れずに行っていきたい。