【横須賀市】神奈川歯科大学キャンパスセンターが世界的建築賞アーキテクチャー・マスタープライズを受賞
横須賀市に位置する神奈川歯科大学の新施設「キャンパスセンター」が、世界的な建築デザイン賞「アーキテクチャー・マスタープライズ2024」の教育施設部門で受賞した。日本の教育施設としては唯一の受賞となり、その独特の意匠性と先見性が高く評価されている。
この施設は「キャンパスの、まちのホワイエ」をコンセプトに、事務機能と学生の居場所を複合させた新しい形の教育施設として注目を集めている。
施設の特徴
- 雲のような柔らかな曲線を描く大屋根
- 特殊な顔料を混ぜたカラーコンクリートの外壁
- 24時間利用可能な学修スペース
- 三笠公園と融合するランドスケープデザイン
建築概要
- 所在地:神奈川県横須賀市稲岡町
- 設計・監理:アトリエMEME
- 構造:RC造一部S造、地上4階
- 延床面積:4,656.43㎡
受賞した建築賞について
「アーキテクチャー・マスタープライズ」は、映画界の3大映画祭に匹敵する権威ある国際的な建築アワードだ。安藤忠雄やザハ・ハディドなど、世界的な建築家たちが受賞している。
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筆者のコメント
横須賀の新しいランドマークとなりそうな、この素晴らしい建築物の誕生を地元住民として誇りに感じる。
三笠公園との一体感を意識した設計は、横須賀の街づくりにおける新しい可能性を感じさせる。
年末年始、初詣がてら三笠公園へ足を運ぶ際は、ぜひこの新しい建築物にも注目してみてはいかがだろうか。世界が認めた建築デザインを、私たちの身近な場所で見られることは貴重な機会となるはずだ。