【横須賀市】【食中毒注意】フグ・スイセン・毒キノコ!自然毒による健康被害から身を守る方法
自然界に存在する動植物には、人体に有害な毒を持つものが数多く存在する。特に、フグや毒キノコなどによる食中毒は、死亡事例も報告されており、十分な注意が必要だ。
横須賀市は、自然毒による食中毒予防のため、主な有毒な動植物とその対策について注意喚起を行っている。
フグ毒に関する注意点
- テトロドトキシンという神経毒を含み、食後20分程度で症状が出現
- 一般の方による調理・喫食は絶対に避ける
- 市販の魚介類パックにフグが混入していないか確認
- 飲食店では「ふぐ認証書」の確認が必須
危険な植物性自然毒
- ジャガイモの芽や緑色部分(ソラニン等)
- アジサイの葉
- スイセン(食用のニラと間違いやすい)
- トリカブト(食用のニリンソウ等と間違いやすい)
- ハシリドコロ(フキノトウ等と間違いやすい)
毒キノコの見分け方
以下のような迷信は危険で、絶対に信用してはいけない:
- 「柄が縦に裂けるキノコは食べられる」
- 「地味な色のキノコは食べられる」
- 「虫が食べているキノコは食べられる」
- 「ナスと一緒に料理すると食べられる」
食中毒が疑われる場合の相談窓口
横須賀市保健所生活衛生課 食品保健係
電話:046-824-2191
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筆者のコメント
湘南の海では、釣り人も多く、自分で釣った魚を調理して食べる方も少なくない。特にフグは見分けが難しく、素人判断は命取りになる可能性があるので要注意だ。
また、これからの季節は山菜採りのシーズン。自然の恵みを楽しむ機会も増えるが、見分けがつかない植物は絶対に採取しないことが大切だ。
湘南の豊かな自然を楽しむためにも、正しい知識を持って、安全に食材と向き合っていきたい。