【横須賀市】パーソルダイバース、横須賀市に「よこすか・みうら岬工房 長井」を開設 農福連携で地域農業を活性化
パーソルダイバース株式会社が、横須賀市長井地区に「よこすか・みうら岬工房 長井」を開設した。JAよこすか葉山長井支店跡地を活用したこの施設は、農業と福祉を結びつけた新たな拠点として注目を集めている。
同社は2018年に横須賀市と「農業と福祉の連携推進に関する包括連携協定」を締結。以来、障害者雇用の拡大と地域農家の生産性向上を支える取り組みを展開してきた。現在は40名の障害のある社員が活躍している。
施設概要と今後の展望
- 所在地:神奈川県横須賀市長井(旧JAよこすか葉山 長井支店跡地)
- 開設日:2024年12月1日
- 事業内容:農作物の生産から出荷に至る農作業全般
- 雇用計画:今後5年間で30名の新規雇用を予定
取り組みの特徴
- 地域農家と連携した農作業受託
- 障害者の多様な就労機会の創出
- 農業分野における人材不足の解消
- 地域農業の生産性向上支援
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筆者のコメント
横須賀市の農業地域として知られる長井地区に、新たな農福連携の拠点が誕生したことは、地域の未来に希望を与える出来事だ。
農業従事者の高齢化や担い手不足が深刻化する中、障害のある方々の活躍の場を創出しながら、地域農業を支える取り組みは、まさに時代が求めているモデルケースと言える。
これから暖かくなる春に向けて、長井地区の豊かな土壌で育つ新鮮な農作物の生産が、より多くの人々の手によって支えられることは、地域の活性化にとって大きな力となるだろう。