【横須賀市】横須賀市小動物火葬施設、10年延命工事で継続決定!2025年も愛玩動物の火葬受付中
横須賀市の小動物火葬施設は、焼却炉の耐用年数が近づいていたものの、地元からの継続要望を受け、施設の延命工事を実施して事業を継続することが決定した。2025年1月現在も、愛玩動物(ペット)の火葬を受け付けている。
当初は施設の廃止も検討されていたが、地域住民からの継続を望む声に応え、メーカーからの提案を採用。耐火物の部分補修を行いながら、定期点検で劣化が著しいと判断された段階で延命工事を実施する計画だ。この延命工事により、約10年程度の継続使用が可能となる。
火葬サービスの内容
- 火葬手数料:2,100円(5kg未満)~5,250円(20kg以上)
- 収集手数料:3,060円(1体)
- 返骨手数料:2,040円(1体)
火葬施設の受付状況
- 収集日数:年間356日(1月1日から1月3日を除く)
- 火葬業務:年間366日(日曜日、1月1日から1月3日を除く)
- 2025年度処理実績:愛玩動物2,511体、へい死獣2,062体など
施設概要
- 所在地:公郷町1丁目
- 施設内容:焼却炉、事務室、駐車場、犬猫供養碑
- 火葬から返骨までの流れ:受付→火葬(1週間預かり)→返骨(希望者のみ)
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筆者のコメント
ペットは家族の一員として大切に育てられている存在だ。その最期を見送る際に、公営の火葬施設があることは、多くの飼い主にとって心強い選択肢となっている。
近年、民間の火葬施設も増えているが、市営施設は比較的安価な料金設定で利用できることが特徴だ。
昨今のペットブームで、動物と暮らす家庭が増えている中、このような公共サービスが継続されることは、地域住民にとって大きな安心につながるだろう。
春に向けて気候が良くなってきた今日このごろ、元気なペットとの散歩を楽しみながら、いざという時のための情報として頭の片隅に入れておきたい。