【横須賀市】横須賀市立学校の給食費が値上げへ 2025年度から小学生月額1,200円増
横須賀市教育委員会は1月9日、2025年度から市立学校の給食費を改定することを発表した。食材料費の高騰が続く中、これまで献立の工夫で対応してきたが限界を迎えており、適正な栄養摂取を維持するための措置となる。
給食費の改定は全ての学校種で実施され、小学校では1食あたり70円の値上げとなる。
新しい給食費(2025年度以降)
- 小学校:月額5,700円(現行4,500円から1,200円増)
- 中学校(1・2年生):月額6,500円(現行5,400円から1,100円増)
- 中学校(3年生):月額65,00円(現行54,00円から11,00円増)
- 養護学校:月額5,700円(現行4,500円から1,200円増)
給食費値上げの背景
- 食材料の物価高騰
- 献立の工夫による対応が限界
- 適正な栄養摂取の維持が困難
- 今後の物価上昇への対応
保護者負担への配慮
教育委員会は、保護者の負担増が過度にならないよう、令和7年(2025年)度予算編成の中で軽減策を検討している。
問い合わせ先
横須賀市教育委員会事務局学校教育部学校食育課
電話:046-850-1271
筆者のコメント
物価高の影響は、私たち湘南エリアの家計にも大きな影響を与えている。特に子育て世代にとって、給食費の値上げは気になるところだ。
わが家でも食材費の高騰を日々実感しており、献立を工夫して何とかやりくりしている状況だ。学校給食も同様の課題を抱えているということが、今回の発表でよく分かった。
とはいえ、子どもたちの健康的な成長のためには、栄養バランスの取れた給食は欠かせない。値上げは避けられない選択かもしれないが、教育委員会が保護者負担の軽減策を検討しているというのは、希望が持てるニュースだ。