【横須賀市】横須賀市中小企業景況リポート2024年10月号
横須賀市は2024年7月から9月を対象とした中小企業景況リポート(第48号)を発行した。このリポートでは、市内の景況感について、各業種の動向を調査し報告している。以下はその概要を紹介する。
全業種の動向
全業種の景況感は前期より1ポイント低下し、今期は3ポイントとなった。各業種別の動向は以下の通りだ。
製造業
景況感は9ポイントと、前期比で7ポイントのやや向上を示している。材料費の高騰影響が緩和し、受注増加も見られるが、労働力不足が依然課題のようだ。
建設業
景況感は17ポイントで、6ポイントの向上。依頼増加に対して即時対応が難しい状況が続いているが、人員の増加に向けた取り組みも行っている。
卸・小売業
景況感は△16ポイントと、前期比で14ポイント低下。仕入れ価格や人件費、光熱費が高騰しており、消費伸び悩みが影響している。
不動産業
景況感は0ポイントで、25ポイントの大幅向上。住宅ローン需要の増加が背景にあり、営業強化による契約増も影響している。
サービス業
景況感は8ポイントと、前期比で7ポイントのやや低下。人手不足の改善に努めており、利用者数の回復基調が見られるという。
問い合わせ先
横須賀市経済部 経済企画課
電話: 046-822-9523