【横須賀市】武山地域運営協議会が武山村役場跡地の整備を完工
横須賀市民生局地域支援部の発表によると、地域運営協議会による武山村役場跡地の整備プロジェクトが完工した。武山地域運営協議会は、横須賀市が提供する地域支援交付金を活用し、歴史的意義を秘めたこの土地を再生させる活動を展開している。
整備背景
かつての武山村役場跡地は、横須賀市により資材置き場として使用されていたが、1939年に建設された新庁舎への貢献が大きかった鈴木惣太郎氏の胸像台座が保存されている。地域住民の要望により、整備が決定された。
整備内容
整備では、面積約65平方メートルの土地に台座整備、武山村解説版設置、車止めの設置が実施された。花壇の新設と共に、ツツジの植樹も行われた。これは"ツツジのまち武山"構想の一環。贈呈されたベンチは訪れる人々への憩いの場を提供している。
武山地区の歴史
武山地区は明治22年に武山村として発足し、1943年に横須賀市に編入されるまでの54年間、独自の歴史を紡いできた。その歴史をたどるため、武山コミュニティセンター内には関連資料が集められた武山村コーナーが存在し、歴史への散策が推奨されている。
問い合わせ先
横須賀市地域支援部西行政センター
電話:046-856-3157