【横須賀市】横須賀市立中学校で定期テストの解答用紙誤配付が発生 個人情報流出に注意喚起
横須賀市の市立中学校において、英語の定期テストの採点済み解答用紙を誤って別の生徒に配付する事故が発生した。生徒の個人情報が記載された解答用紙が、本来の持ち主とは異なる生徒の手に渡る事態となった。
事故は12月3日に実施された英語の定期テストの返却時に発生。欠席していた2名の生徒のうち、1名が登校した際に誤って別の生徒の解答用紙を渡してしまい、翌日に誤配付が発覚した。
流出した個人情報
- 氏名
- 学年
- 組
- 出席番号
- 得点
- 各設問の解答内容
- 正誤
事故発生後の対応
- 教科担任による該当生徒への謝罪と解答用紙の回収
- 校長と教科担任による両生徒と保護者への説明と謝罪
- 教育委員会による事故経過の聴取と厳重注意
今後の再発防止策
- 配付時の氏名確認の徹底
- 配付時にその場での生徒による氏名確認の実施
- 個人情報を含む配付物の取り扱い強化
問い合わせ先
横須賀市教育委員会事務局学校教育部教育指導課
電話:046-822-8479
FAX:046-822-6849
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筆者のコメント
近年、個人情報の取り扱いに関する事故が度々ニュースになっており、教育現場でも細心の注意が必要となっている。
私も中学生の子を持つ親として、学校での個人情報の取り扱いには関心が高い。今回のような事故は、どの学校でも起こり得ることだが、幸い早期発見と適切な対応により大きな問題には発展しなかった。
年末年始を控え、学校現場も通知表や成績処理など、個人情報を扱う機会が増える時期となる。教職員の方々には、より一層の注意を払っていただきたいと思う。