【横須賀市】浦賀レンガドック周辺15haの大規模開発、パートナー事業者を2024年11月から募集開始
横須賀市は、歴史的建造物である浦賀レンガドックを含む約15ヘクタールの土地について、一体的な開発を行うパートナー事業者の募集を開始した。この事業は、ペリー来航の地として知られる浦賀の歴史的価値を活かしながら、新たな賑わいの創出を目指している。
浦賀レンガドックは、明治32年の建造以来、1,000隻以上の船舶の製造・修理を手がけてきた歴史的施設だ。日本で唯一現存するレンガ造りのドライドックとして、その価値は極めて高い。
開発対象エリア
- 住友重機械工業所有地:約12.2ha
- 横須賀市有地:2.8ha
- 合計面積:約15ha
事業者募集スケジュール
- 募集開始:2024年11月29日
- 応募希望表明書受付:2024年11月29日~2025年3月7日
- 現地説明会:2024年12月17日、23日、24日
- 選考委員会によるヒアリング:2025年6月下旬
- 選定結果公表:2025年7月頃
関連リンク
横須賀市 浦賀駅前周辺地区活性化事業におけるパートナー事業者の公募について
筆者のコメント
湘南・三浦半島エリアでも最大規模の再開発プロジェクトの一つとして注目される浦賀レンガドックの開発。
近年、鎌倉や逗子など、歴史的建造物を活かした再開発が活発化しているが、浦賀レンガドックは特に規模が大きく、完成後は新たな観光スポットとして期待が高まる。
海と歴史が調和した新しい街づくりは、地域の価値向上にも大きく貢献するはずだ。地元住民として、この開発の進展を楽しみに見守っていきたい。