【小田原市】小田原文学館で特別公開!尾崎一雄家の貴重資料「母の日の会 目次」を展示 3月18日~5月11日

文化勲章を受章した小田原が誇る作家・尾崎一雄の貴重な資料が公開されることになりました。芥川賞作家の家族の温かな日常を垣間見ることができる特別な機会です。
小田原文学館では、3月18日から5月11日まで、尾崎一雄の子どもたちが昭和18年(1943年)に作成した「母の日の会 目次」を中心とした特別展示を開催します。この貴重な資料は、尾崎が新聞連載していた長編小説「海風抄(かいふうしょう)」の草稿の裏側に、子どもたちが記した心温まる記録です。
展示会詳細
会期
2025年3月18日(火)~5月11日(日)
午前10時~午後5時(最終入館:午後4時30分)
※月曜日(祝日の場合は翌平日)は休館
会場
小田原文学館本館 1階展示室(南町2-3-4)
入館料
一般250円、小・中学生100円(未就学児は無料)
※常設展の観覧も可能です
作家・尾崎一雄について
小田原市を代表する小説家で、日常の暮らしをユーモアを交えて描く独特の作風で多くの読者を魅了しました。主な作品に「暢気眼鏡」「すみっこ」などがあり、昭和12年(1937年)に「暢気眼鏡」で第5回芥川賞を受賞。その後も文学界で高い評価を受け、昭和53年(1978年)には文化勲章を受章しています。
問い合わせ先
中央図書館
電話:0465-49-7800
筆者のおすすめポイント
- 湘南エリアが誇る文豪・尾崎一雄の、作家としての一面だけでなく、家族との暮らしぶりを知ることができる貴重な機会です。
- 戦時中という時代背景の中で、子どもたちが母親への愛情を込めて作成した「母の日の会 目次」は、当時の家族の絆を感じさせる心温まる資料です。
- 春の行楽シーズンに、小田原の文学の足跡を辿る小旅行として、ご家族でお楽しみいただけます。250円という手頃な入館料で、常設展も併せて見学できるのでお得です。
- 文学ファンはもちろん、歴史や郷土の文化に興味がある方、家族で休日のお出かけを考えている方におすすめの展示会です。
※こちらは、湘南人が主催するイベントではございません。イベントに関するお問い合わせは、運営者様までお問い合わせください。