【藤沢市】新江ノ島水族館で深海の発光クラゲ「クロカムリクラゲ」を12月14日から展示開始
新江ノ島水族館は、2024年12月14日から深海性の発光クラゲ「クロカムリクラゲ」の展示を開始する。このクラゲは三重県沖の水深600~800mから採集された珍しい生物だ。
傘が円錐形で、まるでとんがり帽子のような形をしているクロカムリクラゲは、体が透明で胃腔の壁が赤黒い色をしているのが特徴的だ。この特徴により、捕食した餌生物の発光が外に漏れにくく、外敵から身を守ることができる。
展示情報
- 展示開始:2024年12月14日(土)~
- 展示場所:深海Ⅰ
- 大きさ:約3~5cm
クロカムリクラゲの特徴
- 刺激を受けると自ら発光する能力を持つ
- 触手は生きているときは傘頂方向を向いている
- 深海性のクラゲで、特殊な生態を持つ
※展示期間が短くなる可能性があるため、早めの観覧を推奨。
採集情報
三重大学練習船「勢水丸」の船員と、北里大学海洋生命科学部の三宅教授、学生の協力により採集された。
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筆者のコメント
年末年始の帰省シーズンを迎え、家族で水族館に行く機会も増えるこの時期。普段見ることのできない深海生物との出会いは、子どもたちの興味を引くはずだ。
展示期間が限定的とのことで、冬休みのお出かけ先としてぜひ検討してみてはどうだろうか。深海600mという想像を超える深さに生息する神秘的な生き物との出会いは、きっと特別な思い出になるはずだ。
新江ノ島水族館は年末年始も営業しているので、お正月の家族サービスにもぴったりだ。クロカムリクラゲの幻想的な姿を、ぜひ自分の目で確かめてみよう。