【藤沢市】ミノクラゲ展示開始!クラゲファンタジーホールで
2024年10月23日から、江ノ島水族館のクラゲファンタジーホールで「ミノクラゲ(蓑水母)」の展示が始まっている。学名はLobonemoides robustusで、アジア圏でよく使われていた雨具の名前が和名になっている特別なクラゲだ。
展示情報
- 展示開始日:2024年10月23日(水)~
- 場所:クラゲファンタジーホール
- 特徴:傘の直径が最大50cmになり、傘の上面には毛のような突起が現れる。
ミノクラゲはマレーシアやタイ、フィリピンなど東南アジアに生息しており、現地で重要な水産種となっている。今回の展示は、2024年10月に行われたマレーシアクラゲ調査で採集した野生個体を対象としている。展示を通じて、東南アジア産のクラゲ類の生活史を解明するための飼育研究の過程も紹介している。
ただし、展示の期間については生物の健康状態により短期になる可能性もあり、来場者には注意が必要だ。
協力・研究機関
- 協力: マレーシア科学大学 海洋沿岸研究センター(University of Science Malaysia Centre for Marine and Coastal Studies, CEMACS)
- 共同研究:「東南アジアにおけるクラゲ類の種多様性および食用クラゲ類の生態的役割の解明」 科研費研究代表者: 三宅裕志(北里大学)