【藤沢市】新江ノ島水族館が休館日に実施!貴重な鯨類標本の保存作業の舞台裏を公開
新江ノ島水族館(通称:えのすい)が2025年1月の休館日に、普段は見ることのできない貴重な標本のメンテナンス作業を実施した。鯨類や鰭脚類の骨格標本を対象に、カビ防止のための天日干しが行われ、標本保存の重要性が改めて注目されている。
新江ノ島水族館では、毎年1月に3〜4日間の休館日を設けており、通常の営業では実施できない特別な作業を集中的に行っている。今回は、施設が所有する貴重な標本類の保存管理作業が行われた。
標本保存作業の詳細
- 実施期間:2025年1月の休館日4日間
- 作業場所:イルカショースタジアム客席
- 対象:鯨類・鰭脚類の骨格標本
- 作業内容:ほこり除去、カビの拭き取り、天日干しによる乾燥
標本の由来について
展示されている標本は、以下の2種類が主な由来となっている:
- 過去に新江ノ島水族館で飼育されていた動物の標本
- 相模湾に打ち上げられた海洋生物の標本
施設情報
- 施設名:新江ノ島水族館(えのすい)
- 所在地:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
- 電話番号:0466-29-9960
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筆者のコメント
新江ノ島水族館といえば、イルカショーや生きた海の生き物たちとの出会いをイメージする人が多いだろう。しかし、今回のように標本の保存管理という、水族館の重要な使命も担っているという事実は、とても興味深い。
湘南に住む私たちにとって、相模湾は身近な存在だ。その海にどんな生き物たちが暮らしているのか、また過去にはどんな生物がいたのか、標本を通じて知ることができるのは貴重な機会となる。
この季節、休館日を利用して天日干しができるのは、寒風が吹く冬ならではの作業だ。普段は見ることのできない水族館の裏側の努力を知ることで、次回の来館がより一層楽しみになりそうだ。