【三浦市】京急電鉄の三浦半島の社有林の間伐材を使った「森のタンブラー」
アサヒユウアス株式会社は、京浜急行電鉄株式会社と協力し、京急電鉄が所有する三浦半島の社有林の間伐材を活用したリユースカップ「森のタンブラー」を開発。
京急電鉄が運営するホステルと京急ミュージアムにて、2024年2月22日より販売する。
「みうらの森林(もり)タンブラー」は、京急電鉄が三浦半島に所有する社有林「みうらの森林(もり)」の間伐材を55%使用している。
同社が自社グループ以外の社有林の間伐材を使用して商品を開発するのは、今回が初めてである。
「みうらの森林タンブラー(浮世絵風デザイン)」は、浮世絵風のデザインを描いている。
京急電鉄が運営するホステルの3店舗で2月22日から店頭販売する。
宿泊客以外のお客さまも購入可能。
「みうらの森林タンブラー(1000形車両形式図デザイン)」は、京急電鉄の車両である1000形(1890番台)の車両形式図を描いている。
2月22日から京急ミュージアムで販売する。
京急電鉄「みうらの森林(もり)プロジェクト」
京急電鉄では、適切な間伐などにより社有林を健全に管理する「みうらの森林(もり)プロジェクト」を2023年2月から開始。
同社は「みうらの森林」の間伐材を使って「森のタンブラー」を開発することにより、京急電鉄が取り組む森林管理を後押し、持続可能な社会の実現に貢献する。
「森のタンブラー」について
「森のタンブラー」は“使い捨て”という消費行動自体を変革することを目標とし、“使い捨てしない”飲料容器としてアサヒビールとパナソニックが2019年に共同開発したリユースできるエコカップである。
2023年は、綿花の収穫後に廃棄される枝を使った「森のタンブラー 伯州綿」や、やむを得ず伐採されたソメイヨシノの老木を活用した「森のタンブラーSAKURA」、福岡ソフトバンクホークスの選手が練習や試合で使用し折れてしまったバットを使用した「森のタンブラー for 福岡ソフトバンクホークス」などを開発し、持続可能な資源利用に取り組んできた。
アサヒユウアス株式会社について
アサヒユウアスはアサヒグループにおける新たなサステナビリティ事業を展開する会社として、2022年1月に設立。
リユースできる「森のタンブラー」や「森のマイボトル」をはじめ、コーヒーの副産物のアップサイクルに取り組む「Coffeeloopプロジェクト」、廃棄予定の食材などを原料としたサステナブルクラフトビールを展開している。
また、自治体・企業・団体などのそれぞれの課題に合わせたコンサルティング事業にも取り組んでいる。
今後もステークホルダーとの共創を通じて、サステナブルな商品・サービスの開発に取り組み、社会課題の解決を目指す。