【藤沢市】藤沢市の火災発生件数が過去最低に!放火と電気機器の火災に注意

2025年2月、藤沢市の火災統計によると、2024年の火災件数は106件で前年比7件減少し、人口1万人あたりの火災件数も2.4件と過去最低を記録した。
しかし、火災による死者は4人で前年比2人増加しており、決して油断できない状況が続いている。特に注目すべきは、放火(疑い含む)が14件で最多、次いで電気機器が11件、たばこが10件という出火原因の内訳だ。
電気機器による火災が増加傾向
電気製品に関する火災が増加傾向にあり、「電気機器」「配線器具」「電灯・電話等の配線」などの電気起因の火災は合計21件発生し、前年比8件増加している。特に以下の点に注意が必要だ:
- 照明器具は10年を目安に交換が推奨
- コードやモーターなどの部品劣化に注意
- 製造会社推奨の更新時期を守る
火災予防のポイント
- こんろ使用中はその場を離れない
- 放火対策として夜間の屋外照明を点灯
- 家の周りに燃えやすい物を置かない
- リチウムイオン電池製品の異常は即使用中止
- 住宅用火災警報器は10年を目安に交換
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筆者のコメント
春の引越しシーズンを迎え、新生活を始める方も多いこの時期。新しい電化製品の購入や、古い製品の処分を検討している人も多いのではないだろうか。
湘南エリアは、潮風の影響で電気製品が劣化しやすい環境にある。特に、エアコンや照明器具など、長期使用している電化製品は要注意だ。
最近では、モバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池製品も普及し、ビーチや海沿いでの使用も増えているが、高温多湿な環境での使用や保管には特に注意が必要。安全に配慮しながら、快適な湘南ライフを楽しみたい。