【藤沢市】JR東日本 村岡新駅が駅舎初のZEB認証を取得!2025年開業予定の新駅で環境配慮を実現
JR東日本は、東海道本線大船・藤沢間に建設中の村岡新駅(仮称)において、2024年12月13日付でZEB Ready認証を取得した。駅舎での環境性能評価「ZEB(Zero Energy Building)」カテゴリー取得は国内初となる快挙だ。
村岡新駅は、藤沢市と鎌倉市にまたがる場所に建設が進められている新駅で、2025年の開業を目指している。今回取得したZEB認証は、建物の年間エネルギー消費量の大幅な削減を実現する省エネ性能を評価するものだ。
環境に配慮した駅舎の特徴
- LED照明の採用
- 床断熱の導入
- 自然換気システムの活用
- 自然採光を取り入れた設計
- 空調負荷の低減設計
環境への取り組み背景
この取り組みは、JR東日本グループの経営ビジョン「変革2027」における「ESG経営の実践」の一環として実施されている。同社は環境長期目標「ゼロカーボンチャレンジ2050」を掲げ、2050年度までにCO2排出量の実質ゼロを目指している。
新駅の位置づけ
村岡新駅は、藤沢市の「村岡新駅周辺地区まちづくり方針」に沿って、地域の新たな玄関口として、環境負荷の低減や循環型社会の実現に貢献する施設として位置づけられている。
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筆者のコメント
湘南エリアの新たなランドマークとなる村岡新駅。環境に配慮した施設であることは、自然豊かな湘南の街づくりにも大きく貢献しそうだ。
昨今の気候変動への関心が高まる中、駅舎での環境認証取得は先進的な取り組みと言える。通勤通学で利用する駅が環境に優しい設計というのは、私たち地域住民にとっても誇らしい。
春の訪れとともに開業する新駅。環境に優しい新駅の誕生で、湘南エリアの更なる発展が期待できそうだ。