【藤沢 グルメレポ】Kamokoto kitchen - からだにいい薬膳料理が食べたい時はココ!
普段、慌ただしく生活していると「からだにいいものたべたいな!」と感じる時ありますよね。そんな時にオススメなのが、湘南モノレール湘南江の島駅のすぐ隣、江ノ電江ノ島駅から徒歩30秒のところにある「Kamokoto kitchen」。「薬膳定食」と「湘南しらす定食」のお店です。
お店近くの片瀬出身の店主・岩田幸奈さんは、かつて「kotori kitchen」でタイ料理やピタパンのテイクアウトのお店をしていました。彼女のお母様は薬膳の知識を持ち、その影響で幸奈さんは、『薬膳』と『発酵』を取り入れた食事を実践。現在のメニューは、お母様の監修のもとで考えており、実際に幸奈さんは風邪をひかなくなったり、お客様から「肌がきれいですね!」と褒められることが増えたそう。
コロナ禍で健康的な食事が求められる事もあり、季節に合わせた食材の特徴を生かした薬膳メニューを取り入れた現在のお店をオープンしました。
体にいい材料は麹にあり
お店の料理はすべての調味料に麹を使っています。お昼のメニューは「薬膳料理」と「湘南しらす定食」。「薬膳料理」の定食メニューは6種類あり、子どもからお年寄りまで楽しめる「唐揚げ定食」や、本格的な薬膳を味わいたい方には「参鶏湯定食」がおすすめだそう。
こだわりの薬膳料理をご紹介
今回、薬膳料理で人気の2つのメニューをご紹介します。まずは「自家製醤油麹漬け唐揚げ定食(税込1,200円)」です。
醸した醤油に麹をを加えたオリジナルの醤油麹で漬け込んだ国産鶏むね肉の唐揚げが大人気。にんにくと生姜の風味が効いていて、米粉と片栗粉で柔らかくジューシーに仕上げた一度食べたらやみつきになる一品です。
次に「参鶏湯定食(税込1,500円)」。
食養生で人気の定番メニューで、鶏ガラスープに骨付きの鶏肉に塩麹の旨味と季節の野菜や棗、生薬を加え優しい味に仕上げています。夏バテ予防や疲労回復、ストレスを感じた時におすすめとのこと。
その他、「発酵薬膳カレー定食(税込1,400円)」はこちら。
「季節野菜と自家製塩漬け国産鶏のstaub煮定食(税込1,400円)」、
「自家製チリソースの唐揚げ定食(税込1,300円)」、
「発酵薬膳麻婆豆腐定食(税込1,400円)」など、
どれも美味しそうで全種類制覇したい筆者です。
湘南しらす定食のご紹介
続きまして、しらす定食を紹介します。しらす定食は1色丼(税込1,200円)・2色丼(税込1,500円)・3色丼(税込1,800円)があります。今回、私はその中から「3色しらす丼」を選びました。「3色しらす丼」は釜揚げ、生、沖漬けと3種類のしらすをそれぞれの味付けで楽しめる丼ぶりです。
しかし、筆者は、「生シラスの沖漬け」がどんなものか分からず、店員さんに尋ねたところ、丁寧に説明してくれました。生シラスの沖漬けとは、捕れたてのしらすを船の上で、沖漬けのタレに漬け込んだもので、生しらすとは一味違ったコクのあるしらすが特徴とのこと。筆者は、初めて食べましたが、新しい生シラスの楽しみ方を発見した気がしました。
お店の雰囲気と名前の由来
お店の雰囲気には、かつてここに店舗があった「片瀬小鳥店」の面影が少し残っています。店名は、その「片瀬小鳥店」と店主のお母様が経営していた「Kamome kitchen」から「Kotori」と「Kamome」の頭文字を取って付けられました。もともとご近所さんの親しい関係で、それがきっかけでこの場所でお店を始めることになったそう。
「kamokoto kitchen」は100年以上続く海の家「かもめ」から始まった「KAMOME KITCHEN」と「kotori kitchen」の歴史を経て、「kamokoto kitchen」へと進化しました。店主の岩田さんは、長い歴史に引き継がれたお店で地元の方々とのつながりを大切にしていきたいとお話しされていました。
料理へのこだわりを持ちながら、地元のつながりも大切にしているお店「Kamokoto kitchen」。夏の終わりの疲れた体に、体にいい料理はいかがでしょうか?お弁当のテイクアウトもご用意しているので、ぜひ気軽にお立ち寄りください!
基本情報
【Kamokoto kitchen】
・住所 藤沢市片瀬3丁目15-11
・営業時間 11:30~15:00 (L.O.14:30)
・ 17:00 - 23:00(L.O.22:30)
・定休日 火曜日
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