【藤沢 観光スポットレポ】江島神社 - 日本三大弁財天の一つ!湘南の指折りパワースポットはココ!
3姉妹の女神が祀られる開運神社
テレビやメディアでも度々紹介される江の島ですが、その中でも外せない見どころのひとつ「江島神社」をご紹介します。
江の島弁天橋を渡り、お土産屋さんや飲食店が立ち並ぶ坂道を登った先に江島神社はあります。
江島神社は、滋賀県の宝厳寺、広島県の厳島神社と並ぶ日本三大弁財天と言われています。
境内は「辺津宮(へつみや)」、「中津宮(なかつみや)」、「奥津宮(おくつみや)」の 3社からなる神社となっています。
それぞれのお宮に祀られているのが女性の神様なので、3姉妹ならぬ3女神とも言われているそうです。
各お宮へは、やや急な階段を登りながら巡ります。
歩いて登ることもできますが、徒歩で登るのが不安な方はエスカー(有料のエスカレーター)があるので、無理のない方法で登ってお参りしてくださいね!
まずは江島神社の入り口、竜宮城のような瑞心門をくぐり、階段を登っていきます。
階段を登ると、ほどなくして辺津宮に着きます。
辺津宮は、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)を祀っているお宮さんです。
建永元年に将軍・源實朝(みなもとのさねとも)が創建。昭和51年の大改修により、現在の社殿が新築されました。
山のように高低差のある江島神社の中では一番下に位置していることから、『下之宮』とも呼ばれているそうです。
江島神社でのご祈祷・御朱印・お守りは、こちらのお宮にある社務所で受付してもらえます。
また、辺津宮の横には弁財天や八坂神社もあります。
八坂神社は、江島神社に祀られる3女神の父神的存在・建速須佐之男命(たてはやすさのおのみこと)が祀られ、娘たちを静かに見守るかのように佇んでいます。
続いて登っていくと、中津宮があります。
目の覚めるような朱色の建物は、3社の中でも特にインパクトが強いのではないでしょうか。
中津宮は、市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)を祀っており、仁壽3年に慈覚大師(じかくだいし)が創建したと言われています。
5代将軍・徳川綱吉によって元禄2年に社殿が再建。
現在の社殿は、平成8年の改修の際に、元禄2年当時の朱色の社殿が再現されたそうです。
「美しい恋したい」と願う女性に贈る中津宮オリジナルのハートマークも所々にあるので、ぜひ探してみてください。
そして、徒歩またはエスカーを乗り継ぎ、最後に辿り着くのが奥津宮です。
奥津宮は多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)を祀っています。
多紀理比賣命は、3姉妹の中のお姉さん的存在の神様で、海を守る神様といわれています。
お姉さんということもあり、ちょっと落ち着いた雰囲気の建物のようにも見えますね。
創建当初の社殿は美しい建物だったと言われていますが、天保12年に焼失。翌年に再建されたのが現在の建物です。約10年前の平成23年に本殿が改修されているそうです。
今回は3女神が祀られる江島神社を中心にご紹介しました。
同じ神社の中でも、3姉妹のように見立てられたお宮は、姉妹の個性が出ているようでとても興味深いものとなっていました。
女性の神様が祀られているということもあり、恋の成就・良縁を求めてお参りする女性の姿も多く見受けられ、運気アップとして外せない観光スポットとなっています。
江の島散策の際はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
また、相模湾を望む龍神伝説発祥の地と言われている岩屋も近くにあるので、改めてご紹介したいと思います。
神社紹介
【江島神社】
■住所:〒251-0036 神奈川県藤沢市江の島2丁目3番8号
■電話番号:0466-22-4020
■ご祈祷受付:8:30~17:00 ※年末年始を除く
■駐車場:有料駐車場有り
アクセス
小田急線「片瀬江ノ島」駅より徒歩17分
江ノ島電鉄「江ノ島」駅より徒歩21分
湘南モノレール「湘南江の島」駅より徒歩22分