【横須賀市】リクシルが横須賀市の港湾施設に後付けフェンスを寄贈、すり抜け防止で安全性向上
株式会社リクシル(LIXIL)は、横須賀市の平成地区8護岸(うみかぜ公園付近)に、すり抜け防止対策用の後付けフェンスを寄贈した。港湾施設における安全性向上を目指す取り組みの一環として実施されている。
この取り組みは、2021年に発生した港湾施設でのすり抜け転落事故を契機に、2023年4月に改訂された港湾エリアの防護柵新基準に基づいている。新基準では、格子の内側の幅を「10cm未満にすることが望ましい」とされている。
寄贈されたフェンスの特徴
- 製品名:ハイグリッドフェンス
- 設置場所:平成地区8護岸(神奈川県横須賀市平成町3丁目28-1地先)
- 設置延長:約400m
- 設置完了日:2024年12月20日
設置による主なメリット
- 既設防護柵を活かしながら格子内法間隔を10cm未満に調整可能
- 下桟と地面の隙間をふさぐ位置調整が可能
- ステンレス製結束バンドでの固定で低コスト・スピーディな施工
- 耐久性と美観を両立
関連リンク
筆者のコメント
横須賀市の港湾エリアは、釣りやウォーキングを楽しむ人々で賑わう人気スポットだ。
最近は、天気の良い休日になると、家族連れで海沿いを散歩する姿をよく見かける。特に春から初夏にかけては、潮風を感じながらのんびり過ごす人が増えてくるだろう。
今回の安全対策は、そんな港湾エリアでの事故を未然に防ぐ重要な取り組みと言える。地域の安全を守るインフラ整備が、より安心して過ごせる湘南の街づくりにつながっていくことを実感する。