【横須賀市】横須賀美術館「運慶展」が目標の1.6倍超え2.7万人を動員、運慶仏5体を2月まで特別公開
横須賀美術館で開催された「運慶展 運慶と三浦一族の信仰」が12月22日に閉幕した。目標観覧者数16,500人を大きく上回る27,191人が来場し、大盛況のうちに幕を閉じた。
同展は市内芦名・浄楽寺所蔵の国指定重要文化財である運慶作の仏像5体を中心に、平安時代中後期および鎌倉時代中期の仏像4体を展示。中世期に栄えた横須賀・三浦半島の仏教文化を紹介する展覧会として開催された。
運慶仏5体の特別公開延長が決定
浄楽寺の収蔵庫改修工事の延長に伴い、同寺院所蔵の運慶仏5体は引き続き横須賀美術館で展示される。
- 特別公開期間:2025年1月4日(土)~2月16日(日)
今後の展覧会スケジュール
第77回児童生徒造形作品展
- 会期:2025年1月11日(土)~1月27日(月)
- 開館時間:10時~18時
- 休館日:会期中無休
生誕120周年 サルバドール・ダリ ―天才の秘密―
- 会期:2025年2月8日(土)~4月6日(日)
- 開館時間:10時~18時
- 休館日:3月3日(月)
問い合わせ先
横須賀市文化スポーツ観光部美術館運営課(046-845-1211)
筆者のコメント
年明け早々、横須賀美術館から嬉しいニュースが届いた。運慶展の大成功と、運慶仏5体の特別公開延長は、湘南エリアの文化的価値の高さを改めて実感させてくれる。
寒い季節だからこそ、美術館で心温まる芸術鑑賞というのも素敵な過ごし方だ。運慶仏の特別公開に加え、子どもたちの感性豊かな作品展、そして世界的な巨匠ダリの展覧会と、見応えのある展示が続く。
週末には家族で美術館へ足を運んでみてはどうだろうか。歴史ある仏像から現代アートまで、幅広い芸術作品との出会いは、必ず心に残る思い出となるはずだ。