【横須賀 観光スポットレポ】立石公園-自然の海岸線に突き出た「立石」
海岸に突き出た大きな奇岩「立石」
逗子・葉山方面から南下し、右手には広々と広がる相模湾を臨みながら横須賀方面へ国道134号線を下っていくと、海側にゴツゴツと突き出た海岸線が現れたかと思うと、そのすぐそばに突如海から大きく突き出した大岩が見えてきます。
今回は、この異様な迫力、自然からのパワーをもらえるスポット、立石公園をご紹介したいと思います。
「立石」とは
立石とは、波打ち際に突き出した高さ12m、周囲約30mの巨岩の呼び名です。
この地は古くから景勝地として知られ、初代歌川広重が『相州三浦秋屋の里』を描いたのをはじめ、その後も多くの画家や写真家たちに愛されてきました。「関東ふれあいの道」「かながわの景勝50選」「横須賀風物百選」「横須賀市指定市民文化資産」にも選ばれています。また、昔から三浦七石の一つに数えられています。
今でも多くの人がこの地を訪れ、その美景に酔いしれます。参照元:立石公園|横須賀市
「立石」を臨むように公園内は遊歩道が整備されています。
観光客やこの辺りに多いロードバイクに乗った方たちが、のんびりと海を眺めていました。
波の音が響く潮だまり
「立石」から向かって右側に突き出た海岸線は遊歩道のある公園からも歩いて降りることができます。辺り一帯は潮だまりになっており休日には網やバケツ持った子どもたち、家族連れで賑います。
潮だまりと言っても、端のほうまで行ってみるとすぐ深い海になってしまう(そのおかげでしょうか、釣り人もよく見かけます)ので、波の音が大きく近くに聞こえてきます。波の音を聞きながら、ゴツゴツとした岩場を歩いたり飛び越えたり、普段は感じられないような冒険気分を味わえます。
浅い潮だまりもあれば、海に繋がるような深くて海水が届いてくるようなものまで様々です。
この辺り全体が大きな岩で、「立石」とまではいかないものの突き出して形成されたものなのかもしれません。
海の透明度の高さ
ゴツゴツとした岩場ばかりかと思いきや、周辺には小さな砂浜もあります。写真のように透明度も高いので、夏場は海水浴を楽しむ方も見受けられます。
公園の規模は大きい方ではないと思いますが、景色を眺めたり磯遊びを楽しんだり、海水浴を楽しんだりと様々なアクティビティを楽しめる穴場の公園といったところではないでしょうか。
近隣には以前湘南人でも紹介しました芦名ベーカリー(【横須賀 グルメレポ】芦名ベーカリー - 地元に愛されるパン屋)などもあるので、パンをお供に、これからの季節、立石公園の海を楽しんでみてはいかがでしょうか。
施設紹介
【立石公園】
■住所:〒240-0105横須賀市秋谷3丁目5番
■電話番号:046-822-8333
■営業時間:年中無休
そのほか注意事項
※駐車場は県営立石駐車場(問合先:046-853-8800)
普通車62台(無料)
入り口が狭いため大型車駐車できません。
駐車可能時間:24時間駐車可能。
ただし、7月1日~8月31日は6時00分~20時00分まで駐車可能。
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