【葉山町】福祉文化会館で葉山町農産物品評会 164点が出品、県知事賞はカブ 高温乾燥乗り越え地元農家の熱意結実
福祉文化会館で第65回葉山町農産物品評会・即売会が1月10日に開催された。昨年の猛暑と乾燥という厳しい気象条件を乗り越え、164点もの野菜や果実が会場に集結した。
よこすか葉山農業協同組合と神奈川県農業技術センターの職員らによる審査が1月9日に実施され、各賞の受賞作品が決定した。今回は町制施行100周年を記念した特別賞も設けられ、計33品が入賞を果たした。
受賞作品と審査評価
- 神奈川県知事賞:上山口の岩澤勝実さん生産のカブ
- 審査員特別評価:夏ミカンなどかんきつ類の高い品質
- 受賞総数:33品(町制施行100周年記念賞を含む17の賞)
即売会の様子
- 整理券配布開始:10時頃
- 並列人数:約120人(例年の倍以上)
- 購入制限:1巡目1品、2巡目2品まで
農協関係者の声
よこすか葉山農業協同組合葉山支店長の細谷昌弘さんは、「出品を心配していたが予想以上の出品数となった。新規参入の農家も見られ、後継者問題を乗り越えて継続していきたい」と意欲を示している。
関連リンク
逗子葉山経済新聞 - 葉山町農産物品評会に164点 高温乾燥乗り越え出品、県知事賞はカブ
筆者のコメント
寒い時期こそ、地元の新鮮な野菜で体の中から温まりたいものだ。今回の品評会では、農家の方々の技術と情熱が結実した逸品が数多く並んだ。
特に夏場の記録的な暑さと乾燥という困難を乗り越えて育てられた野菜たちは、生産者の強い思いが込められている。私も即売会で購入した白菜で温かな鍋を作ろうと思う。
これからも葉山の農業を支える生産者の方々の努力に感謝しながら、地産地消を心がけていきたい。新規就農者の参入も見られ、100年を超えて続く葉山の農業の未来に希望が持てる品評会となった。