【鎌倉 グルメレポ】三日月堂花仙 - 北鎌倉の老舗和菓子店のお休處、お抹茶と四季折々の上生菓子でほっと一息

建長寺の目と鼻の先に在る、老舗和菓子店
北鎌倉には鎌倉屈指の神社仏閣が多く、北鎌倉駅から鎌倉方面に歩く街道沿いには臨済宗大本山円覚寺、臨済宗円覚寺派松岡山東慶寺、また、路地に入ると臨済宗円覚寺派金寶山 浄智寺や紫陽花で有名な明月院などがあり、通年観光客で賑わっています。
今回は、臨済宗建長寺派大本山 建長寺の手前にある、老舗和菓子店三日月堂花仙が営むお休處をご紹介します。
和の風情たっぷりで、古都鎌倉の雰囲気を味わうことのできる場所ですよ。
数寄屋門をくぐると、新緑と濃紺の暖簾が爽やかに出迎えてくれます。
店内に入ると、涼しげな水の音。
完全無菌のオゾン水で、手を洗うことができます。
石鹸、アルコールも必要なく、手がスッキリ!
寺社の入り口にある、手水舎のようですね。
画像出典:写真AC
作品が並ぶようにして、目にも美しい季節の干菓子が並んでいます。
昨年の記事で、三日月堂花仙の可麻久良最中を取り上げましたので、併せてご覧ください。
【鎌倉 グルメレポ】三日月堂花仙 - 大納言をじっくり練り上げて丹念に仕上げた和菓子と北鎌倉禅寺巡り
今回は、お休處での「お抹茶と上生菓子のセット1,100円(税込)」をご紹介します。
広々とした店内には黒と青を基調としたテーブルが整然と並び、大きな窓が開放的で居心地の良い空間です。
閉店間際に行ったので空いていました。
店内で頂けるお抹茶のセットは、花びら餅か上生菓子から選ぶことができます。
他にも、ぜんざいのセットなどがありました。
こちらは、お抹茶と花びら餅。
柔らかな紅白のお餅に白味噌あんが包まれ、蜜煮ごぼうが少し飛び出しているのが特徴です。
黒い茶碗は男性、女性には桜色の茶碗です。
上生菓子は季節の花をモチーフにしていて、四季折々変わります。
こちらは、岩たばこ。
かしこまった御茶席ではないので、茶道のお手前など気にせずに好きなように和菓子を頂けます。
上生菓子の甘さとお抹茶のほろ苦さは、ケーキとコーヒーとはまた違った和の楽しみです。
北鎌倉の雰囲気をゆっくりと味わいながら、ほっと一息。
花仙で有名なのは神奈川県指定銘菓 相州伝 鎌倉どら焼きと鎌倉銘菓 可麻久良最中ですが、他にも色々な美味しい和菓子がありますので、ぜひ試してみて下さい。
北鎌倉は、特に紫陽花の季節は混み合いますが、ひと休みしながら古都をのんびりと満喫してはいかがでしょうか?
店舗紹介
【三日月堂 花仙】
■住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内133-11
■電話番号:0467-22-8580
■営業時間:9:00- 16:00
■定休日:不定休
■駐車場:3台
アクセス
JR北鎌倉駅から 徒歩11分