【鎌倉 イベントレポ】2023年 第46回七里ガ浜夏祭り 前編 - 2022 「おかえり」から2023 「はじける」へ。ゴミを減らそう!SDGsアクションや電子決済も導入

七里ガ浜がはじけた! 忘れられない2023年の夏

画像出典:湘南人
毎年盛大に行われる七里ガ浜の夏祭りには、多くの人が詰めかけます。
コロナ禍で2年ほど中止となったものの、昨年2022年には「おかえり」をテーマに感染対策を強化し、例年より縮小して再開されました。
そして今年2023年は「はじける」をテーマに、七里ガ浜自治会と地域の住民による第46回七里ガ浜夏祭りが盛大に開催されました。

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子ども達にとってよい思い出となるような夏祭りにしたいという主催者の願いのもと、SDGsを目指し会場のゴミ箱を無くしたり、マイ皿やマイカップの持参を推奨したりして、ゴミを減らすためのアクションを事前に地域に持ちかけました。
また、接触を最小限にするために昨年から始まった「電子決済」を、すべての出店者が導入しました。
盛り上がった2日間の様子を、前半と後半に分けてご紹介します。
会場である桜のプロムナードから、坂道の向こうに海が見えます。

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七里ガ浜の夏祭りは、七里ガ浜自治会と地域の住民スタッフによる手づくりのお祭りです。
桜のプロムナードには30に及ぶ出店ブースが並び、西友・ココカラファインの駐車場には特設ステージが設営され、昼から夜まで様々なプログラムが開催されました。
西友前のふれあい広場では、お神輿や流しそうめん・ビーサン飛ばしなどが企画され、いるか公園は子ども縁日の会場となりました。

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まずはじめに、開会式では龍口明神社による神事が粛々と執り行われました。

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七里ガ浜商店会や地元企業の協力も、夏祭りを支えています。

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自治会館の入り口には、一般募集した夏祭りシンボルマークの作品が展示されていました。
採用されたのは、応募作品のパネルの上部の黄色い枠で囲まれた、2名のアイデアです。

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はじける「花火」をイメージした佐藤灯さん(10歳)と、両手を広げた「七」をデザインした中里海人さん(20)の作品を統合して、七里ガ浜夏祭りの新たなシンボルマークが誕生しました。
人と人とがつながるコミュニティである、七里ガ浜らしさが表現されています。

画像出典:七里ガ浜自治会
いるか公園では、子ども会と楓幼稚園papas (おやじの会)による、子ども縁日が行われていました。
わなげ、おもちゃすくいに行列ができて、肉巻きおにぎりやジュース、おもちゃなども販売されました。

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いるか公園のすぐ近く、自治会理事さんによる3Rフリーマーケットには、食器や雑貨がずらりと並んでいました。
良い品物が多く、リサイクルの一躍を担っている人気のあるコーナーです。

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立ち並ぶ出店の中でも、子ども達が行列を作っていたのは、地元の小学生サッカーチームFC七里のテントです。
男女問わず、キックターゲット体験を楽しんでいました。
4球パーフェクトシュートを決めると、賞品のチュロス&ジュースセットをゲットできます。

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FC七里では、小学生の部員、そして指導者を募集しているそうですよ。
練習だけなく公式試合もありますので、ご興味のある方はお問合わせ下さい。
筆者の息子達もサッカーをしていましたが、足腰の強さだけでなく、仲間との協調性や継続する力も養われました。
なでしこ(女の子)も活躍できる、小学生サッカーチームです。
【お問い合わせ先】
E-mail:fc7uno@soccer.zaq.jp
FC七里 監督 宇野さん宛

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「美味しいよー!生ビールもあるよ!」
陽気な掛け声に引き寄せられると、七里ガ浜テニスクラブのテントで名物BBQ (バーベキュー)を炒めているところでした。
ジュージューという音と共に、お肉と玉ねぎが焼けるいい匂いがたまりません。

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七里ガ浜テニスクラブも、テニス仲間を募集しています。
テニスコートの近くを通ると、ラケットを持った方をよく見かけます。
楽しそうな声と共に、テニスボールを打つ音が爽やかですよ。
新規会員受付中ですので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
【ご質問等お問い合わせ先】
E-mail:shichiritaro@outlook.jp
電話:0467-31-9400
七里ガ浜テニスクラブまで

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二日間とも、気温30度近い炎天下での開催だったので、色々なドリンクを飲みました。
カレーで有名な珊瑚礁のお隣にあるPELE’S Juice & Bar / ペレズ ジュース アンド バー で、アルコールカクテルのワヒネ、グァバジュース、極楽寺産の梅ジュースを販売していました。
梅ジュースは、爽やかな酸味で、汗がすっと引いて美味しかったですよ。

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こちらは、東日本大震災から活動している七七支援隊による出店です。
青いエプロンに身を包んで、楽しそうに七七巻(しちしちまき)を販売していました。
鎌倉七里ガ浜と宮城七ヶ浜の風景が似ていることから、12年間支援交流を継続している団体です。

画像出典:湘南人
松島産の大きなカキフライ、牛タンつくねは、両日早い時間から完売していました。

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七七巻は、鎌倉のしらすと宮城の海苔を使った、支援隊のオリジナルグルメです。
とろけたチーズとパリパリの皮で、シンプルな美味しさが子どもにも大人気。

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西友前のふれあい広場が、子ども神輿で賑わっていました。
担ぎ棒に触ろうと、一生懸命つまさきで立って背伸びをする子ども達が可愛かったです。

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夜になると、七里ガ浜高校のグラウンドから花火が打ち上げられました。
出店の人たちも、しばし手を止めて数分間の花火に見入っていました。

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いよいよ初日最後のプログラム、「子どもも大人も!みんなで盆踊り」が始まりました。
まずは浴衣姿の女性陣が、昔ながらの盆踊りを舞台上で披露。
そのあと、DJと盆ダンサーズが舞台に登場し、音楽に合わせて会場が一体となりました。
音響さんも照明さんも、司会者も、ダンサーもすべて地元の住民なので、なんともアットホームなライブ会場でした。

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出店者も出演者も参加者も、みんなで汗を流しながら、笑顔の1日目があっという間に終わりました。
21時になると会場の電気が落とされ、自治会の防犯パトロールによって静かな夜が戻ります。
後編は、こちらからご覧下さい。
【鎌倉 イベントレポ】2023年 第46回七里ガ浜夏祭り 後編 - 2022 「おかえり」から2023 「はじける」へ。流しそうめん復活!ネット配信でライブ映像も
二日目は、久しぶりに復活した流しそうめんの様子などをご紹介します。

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イベント紹介
【2023年 第46回七里ガ浜夏祭り】
■主催:七里ガ浜自治会
■住所:〒248-0025 鎌倉市七里ガ浜東4-1-4
■電話:0467-31-5489 窓口・受付時間 平日: 10:00〜12:00 /13:00〜16:00 第2土曜日:10:00〜12:00
■日程:2023年8月19日〜20日
■時間:11:00〜21:00
アクセス
江ノ島電鉄 七里ヶ浜駅から 徒歩12分
江ノ電バス 七里ヶ浜循環 七里ガ浜桜のプロムナード前 バス停から 徒歩1分