【横須賀市】SNSで増加中の若者消費者トラブル事例と注意点
近年、SNSをきっかけとした若者の消費者トラブルが増加している。10〜20歳代の若者層が特に影響を受けており、問題の内容も多岐にわたる。
横須賀市では公式ホームページにて、主な相談事例と、トラブルを避けるためのアドバイスを紹介している。
主要な相談事例
- 高収入副業の誘惑: 「定型文を送信するだけで月に100万円から200万円稼げる」という広告を信じた結果、高額なサポートプランを契約する事例。
- 出会い系サイトへの誘引: SNSで知り合った人物から別サイトでのやり取りを誘われ、高額な費用を支払うケース。
- 定期購入の罠: SNS広告を見て1回のみと思い商品を注文したが、実際は定期購入契約だったケース。
トラブル防止のためのアドバイス
- SNS広告の内容は必ずしっかり確認しよう。特に大幅な値引きや高収入保証の広告は慎重に。
- SNSで知り合った相手を簡単に信用しない。相手にお金を支払う前に、信頼性をよく確認しよう。
- 身分証明書や個人情報をSNSで渡さないこと。トラブルになると取り戻すのは困難だ。
- 家族とSNSの利用方法について話し合い、ペアレンタルコントロールやフィルタリング機能を活用しよう。
成年年齢引き下げについて
2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられた。これにより、18歳や19歳の若者が一人で契約を行うことができるようになったが、トラブルも増えることが懸念されている。困ったときは消費生活センターに相談しよう。
問い合わせ
民生局地域支援部市民相談室(消費生活センター)
住所:神奈川県横須賀市小川町11番地 本館2号館1階
TEL:046-821-1314(消費生活相談)
※相談受付時間は月曜日~金曜日(祝日は除く)午前9時~午後4時