【葉山町】ふるさと納税による控除で町民税が1億6千万円の減収に
葉山町の広報誌「広報葉山」2023年12月号によれば、令和5年度(2023年度)のふるさと納税による減収額は、1億6348万円だったという。
この金額は、前年度比で2,156万円の増加となっている。
税の減収額は年々増加し、葉山町の財政にとって大きな損失になっているとのことだ。
ふるさと納税によって町の税収が減る理由
ふるさと納税は、返礼品を受け取れるだけでなく、町民税の控除を受けることができるため、この控除が町民税の減収要因となっている。
つまり、ふるさと納税した額とほぼ同額の町民税が減収となってしまうということだ。
町民税は町民の生活を支え、公共空間を整備するまちづくりに必要な財源であり、減収がさらに進めば、町民サービスの低下を招く一因となる。
ふるさと納税の制度を利用する際には、こうしたことも考える必要があるだろう。
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