【葉山 観光スポットレポ】仙元山ハイキングコース〜春の葉山を歩く〜(前編)
葉山には山もある!
葉山と言えば海のイメージを持たれる方も多いと思いますが、山もとっても身近な存在です。
今回は海だけじゃない、葉山の山の魅力を春の訪れとともにお届けしたいと思います。
まずは何と言っても葉山の中心に程近い、仙元山ハイキングコースを今回は前編としてご紹介します。
葉山小学校バス停から、小学校と消防署を左手にして進んでいくとすぐに花の木公園が左手に見えてきます。
そのまま公園も左手にして(向かいにパン屋さんが…近々こちらもご紹介できればと思っております!)、住宅街の坂道を道なりに登っていきます。こんなところからも葉山の暮らしは山と共にあるんだなということを感じさせてくれます。
途中に実教寺というお寺さんを右手に更に進みます(お寺の入り口には昔話の笠地蔵のようなお地蔵様たちがおられて、いつ通っても毎回違う素敵なお召し物なので、いつも密かな楽しみになっています。大切にされているのだなと温かい気持ちになります)。
すると小さな仙元山ハイキングコースの看板があるので、そのとおり進んでいくといよいよ山道に入っていきます。ここまででもグンと登ってきたような気がしますが更に緩やかに登りが続いていきます。
少し前まで住宅地だったのが嘘にようにすっかり山道です。
森林の空気感、根っこたちの力強さは一瞬動いたかと思うほど(疲れすぎ?)、ウグイスや小鳥のさえずり、リスが恥ずかしそうに見え隠れする姿、春が連れてきてくれた新しい芽吹きがそこかしこに感じられます。
歩みを進めていくにつれ、道は尾根伝いになり歩き易くなっていきます。左手の木々の間から眺望が垣間見え期待感が高まります。
そしてソッカという眺望ひらけたポイントに到着。
長者ヶ崎から逗子方面の海までが一望できます(写真は長者ヶ崎から一色海岸方面)。
小さいお子さん連れのハイクなどでしたらここで休憩するのも良いかもしれません。
この日は残念ながら富士山拝めずでしたが、冬など空気が澄みきっているときには圧巻です(その季節も寒いけどオススメです)。
さて仙元山までもう一息
そして階段ゾーンへ突入!かなり急な階段なので鎖の手すりがあります。慎重に降りていきます。
降りちゃうの!?と思ったらまた登ります。これを何度か繰り返し、もうちょっと(山あるある)と思いながら進むと大きなビャクシンがお出迎え。ついに仙元山のハイライト、大眺望がひらけます。
これを見られたら疲れも吹っ飛びます。このために歩いてきたと言っても過言ではありません。
ソッカからでも眺望は望めましたが、またこちらの遮るもののない景色も是非とも堪能して頂きたいポイントです。森戸海岸からその先、江ノ島、さらに見えれば富士山が一望できます(記事トップの写真は富士山がよく見えた時のものです!)。
富士山信仰の石碑があるのも頷けます。古くからこの場所が人々の拠り所だったことに想いを馳せながら下山の帰路につきます。
下山ルートは二つあります。
写真ではわかりにくいですが、逗子方面のバスにすぐに乗りたい方は右手に道がついているところへ。そこを下っていくと134号のバス通り沿いの階段に出られます。
今回は立ち寄りたいお店があったのでこちらへ…またそちらもご紹介できたらと思います。(立ち寄りたいお店の記事はこちらから【葉山 ショップレポ】タントテンポ葉山 - 見ても食べても美味しいイタリア食材店)
もう一つのルート、海にこのままドボン!浸かりたい方は真っ直ぐ進み葉山教会を左に急坂を下っていきます。
下ったら道なりに進んでいくと森戸海岸にほど近い海岸通りに出ます。
ゆっくり歩いても2時間もかからず気軽に登れるハイキングコースです。
春の海はまだちょっと冷たいかな、と思ったら山とのダブルコンボで楽しむ葉山をオススメします!
ちなみに、今回のルートを逆から行くことも可能ですが、やはり最後にこの眺望のご褒美を楽しみたいので個人的オススメは今回のルートです。
時間や体力に余裕のある方は、今回とは逆ルートで仙元山からその先、横須賀の田浦梅林に抜けるルートも気持ち良さそうです(近々レポお届けできたらと思います)。
次回は、はやま三ヶ岡山緑地のハイキングコースを後編としてお届けしたいと思います。お楽しみに!
地図
◾️住所:神奈川県三浦郡葉山町
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