【平塚市】アンネのバラ、平塚の旧横浜ゴム記念館で2025年2月に植樹式開催

平塚空襲・終戦から80年、核兵器廃絶平和都市宣言から40年という節目の年を迎え、旧横浜ゴム平塚製造所記念館庭園で「アンネのバラ」の植樹式が開催される。
平塚市は1985年12月に「核兵器廃絶平和都市」を宣言して以来、「アイラブピース」を合言葉に平和事業を実施してきた。アンネのバラの植樹を通じて、平和の大切さを後世に伝えていく。
植樹式開催概要
- 日時:2025年2月20日(木)午後2時30分から(小雨決行)
- 場所:平塚市浅間町1-1 八幡山公園内 旧横浜ゴム平塚製造所記念館庭園
- 主催:平塚市
- 協力:アイラブピース事業運営委員会、八幡山の洋館庭園スタッフ
アンネのバラについて
アンネのバラは、アンネ・フランクの父オットー・フランクさんがベルギーの園芸家から贈られた特別なバラだ。その後、広島県福山市のホロコースト記念館に株が贈られ、40年かけて接ぎ木で増やされてきた。現在は平和教育に取り組む学校や団体に贈呈されている。
ホロコースト記念館について
1995年に広島県福山市に開設された日本初のホロコースト教育センター。第二次世界大戦中に600万人のユダヤ人が犠牲となったホロコーストの真実を伝え、差別や偏見のない平和な世界の実現を目指している。
問い合わせ先
- 社会教育課 文化財保護担当:0463-35-8124
- 行政総務課 行政管理担当:0463-21-9754
筆者のコメント
湘南の空と海の美しさを日々感じながら、平和であることのありがたさを改めて考えさせられる植樹式だ。
私も子どもたちと一緒に、アンネの日記を読み返してみようと思う。平和の尊さを次世代に伝えていくことの大切さを実感している。
八幡山公園は子どもを連れて散歩するのにちょうど良い場所で、これからはアンネのバラも新たな平和学習のスポットになりそうだ。春になれば、きっと美しい花を咲かせてくれるはずだ。