【鎌倉 グルメレポ】うなぎ大黒屋 鎌倉常盤店 - 夏バテ知らず 鮮度の良い元気な鰻を備長炭でべっこう色に焼き上げる、生粋の江戸前鰻職人の技を味わう
日々の研鑽と信条を貫くこだわりのうなぎ
酷暑が続き、なんだか夏バテ気味という方におすすめなのはやはり、うなぎ!
鎌倉と藤沢を繋ぐ、県道32号線沿いに二年ほど前にオープンしたうなぎ大黒屋をご紹介します。
以前、星乃珈琲店のあったところです。
うなぎ大黒屋は、江戸城御用達の鰻屋『丹波屋』で20年板長を務めた 苅込勇吉氏を板長として、平成6年新横浜に誕生しました。
素材となるうなぎは、主に宮崎県産(一部鹿児島県産)を毎日空輸で生きたまま仕入れ、大黒屋創業から使い続けている秘伝のタレを使用。
届いた鰻には、生きたまま打ち水にさらし、一晩寝かせて旅の疲れをいやしていただく。
翌朝、元気いっぱいの鰻を裂いていく。鮮度のいい鰻を味わっていただくため、必ず提供するその日の朝に裂く。参照元:うなぎ大黒屋
目にも美しい、涼しげな季節のメニューも用意されていました。
うなぎが焼きあがるまで、前菜としておすすめです。
さて、店内は落ち着いた和の雰囲気。
テーブル席にはしっかりとした仕切りがあり、半個室もあり、ゆっくりくつろぐことができます。
程なく、うなぎが出来上がりました。
こちらは、うな重の上です。
うな重、うな重上、うな重特上、とありますが、うなぎの大きさで選びます。
鮮度の良さがわかるプリプリの肝吸い、お漬物がついてきます。
うなぎは美味しいだけでなく、栄養成分豊富!
特にうなぎに多く含まれるEPAやDHAは、心疾患や脳卒中、うつ病などの予防効果の可能性があるとされており、ビタミンAは視力や皮膚粘膜を強化、ビタミンB1・B2は糖質などの代謝を助ける働きがあります。
カルシウムやミネラル、コラーゲンが多く含まれているのも魅力的ですが、栄養成分が豊富なだけに、毎日食べるような過剰摂取ではなく、夏バテ防止、また、食事が進まない高齢者の栄養補給、頑張った自分へのご褒美など、ここぞというときに最適です。
うなぎについて、もっと知りたい方はこちらをご覧ください。
うなぎ大黒屋のうな重は、上品で飽きのこないべっこう色の香ばしいタレと、ふんわりとした身が口の中でとろけます。
うなぎの臭みや油っこさがどこにもなく、生きの良い鰻そのものの素材を存分に味わう至福。
こちらは外から見ることができる、備長炭の焼き場です。
炭が赤々としていました。
板前さんが目で見極めながら高温短時間で焼きあげ、ぎゅっと旨さを封じ込める職人の技。
絶妙な焼き目、濃いタレで誤魔化さない素材のおいしさを生かした、こだわりのうなぎが生まれる場所です。
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣は、なんと万葉集にも書かれていると言います。
日本古来から伝わる季節の食文化にあやかって、まだまだ続く暑い夏を乗り切ってみては?
店舗紹介
【うなぎ大黒屋 鎌倉常盤店 】
■住所:日本、〒248-0022 神奈川県鎌倉市常盤373−1
■電話:0467-39-1979
■営業時間:[月~金]11:00~14:30 17:00~21:00 [土・日・祝]11:00~21:00
■定休日 :なし
■駐車場:あり
アクセス
湘南モノレール線「湘南深沢駅」徒歩15分