【鎌倉 イベントレポ】鶴岡八幡宮 ぼんぼり祭 - 幽玄なぼんぼりの光を楽しむ

ぼんぼりの多さに圧巻でした
8月6日(土)から8月9日(火)に鎌倉市の鶴岡八幡宮で【ぼんぼり祭】が開催されました。
湘南人でもこのイベントのお知らせを掲載させていただきました。
鎌倉市 鶴岡八幡宮でぼんぼり祭り開催
【ぼんぼり祭】は立秋の前日から8月9日まで開催されます。
鎌倉在住の画家、書家、学者などの著名人が揮毫した「ぼんぼり」(雪洞)が、「夏越祭」・「立秋祭」・「実朝祭」の行われる3日間(年によっては4日間)、鶴岡八幡宮の境内に飾られます。
ぼんぼりの掲揚は、源実朝の誕生日に行われる「実朝祭」に書画を奉納したことに始まるそうです。
開催期間には夕方から浴衣姿の方々がとても多く、鶴岡八幡宮付近は華やかな雰囲気になっていました。
実際に鶴岡八幡宮の中に入ってみると想像以上に多くのぼんぼりがありました。
ぼんぼり一つ一つの光はおぼろげで、はかなさも感じます。
ぼんぼりの数は多かったですが、幽玄さもしっかりと感じることができました。
「実朝祭」がぼんぼりの掲揚のきっかけということもあり、源実朝をモチーフにしたぼんぼりがとても多かったです。
また、日本画家や書家が描かれたぼんぼりは、それだけで一つの作品として成立してしまうほど表現力の高いものもありました。
今回の【ぼんぼり祭】では、『鎌倉殿の13人』関係者によるぼんぼりもありました。
出演者が描いたぼんぼりの前にはお客さんも多く集まっていました。
こちらのぼんぼりは大泉洋さんが描かれたものです。
味のある絵と文字ですね。
著名人によるぼんぼりは他にもありました。
エヴァンゲリオンシリーズで有名な庵野秀明さんと、その妻で漫画家の安野モヨコさんのぼんぼりは隣同士で飾られていました。
普段はできない夜間の本殿の参拝もしました。
本殿はライトアップされていました。
本殿前の長い階段にもぼんぼりが飾られていてきれいでした。
普段とは違った鶴岡八幡宮の表情を感じられて、とても貴重な体験でした。
また来年も【ぼんぼり祭】が開催されたらとても嬉しいです。
幽玄な夜のひと時をみなさんもぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
イベント詳細
【ぼんぼり祭】
■開催期間:8月6日(土)から8月9日(火)
■開催場所:鶴岡八幡宮(〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1−31)
■電話番号:0467220315
■点灯時間:日没〜20:30頃
アクセス
JR・江ノ島電鉄鎌倉駅から徒歩約9分
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