【鎌倉 観光スポットレポ】浄智寺 - 心が落ち着く北鎌倉のお寺②
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素敵な境内です
鎌倉市山ノ内に【浄智寺】というお寺があります。
山門周辺について紹介した記事を投稿しており、こちらの記事はその続編です。
あわせてご覧ください。
【鎌倉 観光スポットレポ】浄智寺 - 心が落ち着く北鎌倉のお寺①
いよいよ境内に入っていきます!
こちらは『鐘楼門(しょうろうもん)』です。
『鐘楼門』は鐘つき堂を兼ねた山門で、1階には山門があり、2階には花頭窓という花形の窓と梵鐘が下げられています。
除夜の鐘などの際には2階まで梯子がかけられて、内部に入ることができます。
【浄智寺】の除夜の鐘は私も去年お伺いしたのですが、多くの方々がいらっしゃいました。
YouTubeで配信も行っていましたよ!
『鐘楼門』をくぐると、すぐに本堂の『曇華殿(どんげでん)』が現れます。
御本尊は室町期作の木像三世仏坐像で神奈川県指定重要文化財です。
左から『阿弥陀・釈迦・弥勒』の各如来で、『過去・現在・ 未来』の時を象徴しているそうです。
また、曇華殿後ろ側には鎌倉三十三観音霊の一つである観音菩薩像も祀られています。
こちらは『曇華殿』前の広場です。
ベンチが置いてあるのでゆっくり休めます。
参拝してから『鐘楼門』や『曇華殿』を眺めていると心が静かになっていきます。
とても贅沢な時間が過ごせますよ。
『やぐら』という山を掘って作られた横穴が境内に点在しています。
古くから住まい、薪や木炭などをしまう倉庫、墓所として使われてきました。
僧侶が修行に使用していたこともあるそうです。
鎌倉市内には『やぐら』が多数存在します。
鎌倉石が柔らかいので掘りやすく、平地が少ない鎌倉の特徴的な遺跡です。
余談ですが、小町にはなんと「腹切りやぐら」という名前のやぐらもあります。
鎌倉幕府最後の執権、北条高時が自害した地です。
私は湘南人で「腹切りやぐら」の紹介を投稿しようと考えていましたが、あまりに異様な雰囲気だったので投稿を諦めました。
最後に、鎌倉七福神のひとつである『布袋尊(ほていそん)』をご紹介します。
親しみやすい姿の像ですね。
『布袋尊』には無病息災や商売繁盛などのご利益がありますよ。
みなさんも北鎌倉にお越しの際はぜひ【浄智寺】に足をお運びください。
施設詳細
【浄智寺】
■住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1402
■電話番号:0467223943
■参拝料金:大人 200円 小人(中学生以下) 100円
■参拝時間:9時00分~16時30分
駐車場あり
アクセス
JR北鎌倉駅から徒歩約6分