【横須賀市】住宅火災から命を守る10のポイント!高齢者の被害が7割超え、予防と対策を解説

近年、住宅火災による死亡事故が増加傾向にあり、特に65歳以上の高齢者が全体の7割を占めている。主な出火原因は「たばこ」「ストーブ」「こんろ」で、さらに電気関連の火災も増加している。
横須賀市消防局では、住宅火災を予防し被害を軽減するため「住宅防火 いのちを守る 10のポイント」を推奨している。4つの習慣と6つの対策を実践することで、大切な家族の命と財産を守ることができる。
4つの基本習慣
- 寝たばこは絶対にしない、させない
- ストーブの周りに燃えやすいものを置かない
- こんろを使うときは火のそばを離れない
- コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く
6つの重要対策
- 安全装置付きのストーブやこんろを使用
- 住宅用火災警報器の定期点検と10年での交換
- 防炎品の寝具、衣類、カーテンの使用と部屋の整理整頓
- 消火器等の設置と使用方法の確認
- 高齢者や身体障がい者のための避難経路と避難方法の確保
- 防火防災訓練への参加による地域ぐるみの防火対策
問い合わせ先
消防局予防課
住所:横須賀市小川町11番地 消防局庁舎5階
電話:046-821-6466
FAX:046-823-8405
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筆者のコメント
湘南エリアでは、高齢化が進む中、住宅火災の予防がますます重要になってきている。
私も共働きの身として、朝の慌ただしい時間帯にこんろを使用する機会が多いが、火の元には細心の注意を払うようにしている。
これからの季節は空気が乾燥し、火災が発生しやすい時期となる。家族で火の取り扱いについて話し合い、安全対策を見直すいい機会かもしれない。
特に年末の大掃除の際には、普段手の届かないコンセント周りの清掃もお忘れなく。些細な心がけが、かけがえのない命を守ることにつながる。