【横須賀市】横須賀市で初!ハウス食品と連携「カレーライスから日本を考える」授業を全校一斉カレーの日に開催

横須賀市では、次世代を担う子どもたちに「カレーの街よこすか」への関心を深めてもらうため、1月31日に全校一斉カレーの日を実施する。今年度で14回目となる取り組みだが、今回は新たな試みとして国が推進する「ニッポンフードシフト」の食育要素を取り入れた特別授業を開催する。
この特別授業は、農林水産省とハウス食品株式会社が講師を務め、横須賀市立高坂小学校の5年生を対象に実施される。
授業開催概要
- 日時:2025年1月31日(金)10時35分~12時10分
- 場所:横須賀市立高坂小学校体育館
- 対象:5年生2クラス(計53名)
- 内容:日本の食料自給率、カレーの歴史、カレーの街よこすかの取り組み、スパイス調合体験など
全校一斉カレーの日について
- 対象校:市立小学校46校、中学校23校、特別支援学校2校
- 提供数:約27,000食
- 実施内容:全校でカレーライスの給食提供、PRチラシの配布
記念メニューの紹介
ハウス食品株式会社は、この取り組みを記念して地産地消をテーマにした新メニューを考案。食材を無駄なく使用する「よこすか野菜のカレー」と、地元の特産品を活用した「たこともち麦のサラダ」を開発した。
ニッポンフードシフトとは
農林水産省が推進する、食と農の距離を縮めることを目指す国民運動。消費者と生産者が一体となって日本の食の未来を考える取り組みで、「カレーから日本を考える」もテーマの一つとなっている。
筆者のコメント
湘南エリアに住む母として、子どもたちが食育を通じて地域の特色を学ぶ機会が増えることを嬉しく思う。
特に横須賀のカレーは、海軍カレーの伝統を受け継ぐ地域の誇りであり、それを次世代に伝える取り組みは非常に意義深い。
寒い季節、家族で温かいカレーを囲みながら、食材や地域の歴史について語り合うのも素敵な食育になりそうだ。
今回の取り組みをきっかけに、食を通じた地域文化の継承や食料自給率など、私たち大人も改めて考えてみたい。