【横須賀市】横須賀・三浦地域で「さくらネット」が始動
横須賀・三浦二次医療圏を中心に、患者の医療・介護情報をデジタル技術を活用して共有するネットワークシステム「さくらネット」が稼働を開始する。
「さくらネット」の概要
神奈川県横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町では、地域の病院が中心となり一般社団法人さくらネット協議会が設立された。「さくらネット」は、患者の同意の下、過去の診療・手術歴、薬剤アレルギー情報等の医療・介護情報を地域の医療機関で相互に共有するものだ。
患者のメリット
- 他の医療機関で受けた検査データや処方薬の情報を参照できるため、重複検査や重複処方が回避できる。
- 併用禁忌薬を避けることができるので、患者の身体的負担・経済的負担が軽減される。
- より安全・安心な医療・介護サービスを受けることが可能になる。
「さくらネット」への参加方法
県の関わり
- 神奈川県は、「さくらネット」のネットワークシステム構築費用に支援を行っている。
- 「さくらネット」は、2019年から稼働している横浜東部地域の「サルビアねっと」に続く県内二例目の取り組みだ。
関連事例
- 横浜東部地域で稼働している「サルビアねっと」
問い合わせ先
神奈川県健康医療局保健医療部医療企画課
電話: 045-285-0732
企画グループ
電話: 045-285-0734
一般社団法人さくらネット協議会(横須賀共済病院内)
横須賀共済病院
電話: 046-822-2710(代表) 内線7522