【横須賀 イベントレポ】「加藤登紀子 百万本のバラコンサート2024」記者会見-横須賀美術館で開催中のジブリ展で「紅の豚」制作秘話語る
歌手の加藤登記子さんが、神奈川県横須賀市で「鈴木敏夫とジブリ展」(6月18日まで)を開催中の横須賀美術館で、「百万本のバラコンサート」(5月12日=よこすか芸術劇場、6月2日、5日=東京国際フォーラム)開催の記者会見を開くということでお話を聞いてきました。
「鈴木敏夫とジブリ展」を鑑賞
加藤登記子さんはスタジオジブリ作品、映画「紅の豚」(1992年公開)マダム・ジーナ役の声優を務め、加藤さんが歌う映画のテーマソング「時には昔の話を」は今も多くの方々に愛されています。
「コンテンツがすごくて何回見ても全部見られない」と語る加藤さん。
「鈴木敏夫とジブリ展」を鑑賞中、「教育は全部、宮崎さんのアニメーションで事足りると思って、私の子供たちはひたすら宮崎さんの作品をみて育った」ジブリ愛について語ってくれました。
「ジブリ展」名物の湯婆婆のおみくじで「大吉」を引きとても嬉しそうな加藤さん。
「百万本のバラコンサート2024」記者会見
3月に「紅の豚」の監督を務めた宮崎駿監督が「君たちはどう生きるか」で第96回米アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したことに触れ、「宮崎さんが追求してきたテーマ全体に対するリスペクトとして賞が与えられたのだと思います」と称賛しました。さらに「次の作品を楽しみにしていますよ」と宮崎監督にお手紙を送ったことも明かしました。
自身が声優として出演した「紅の豚」のついて振り返り、「『バカ』っていうセリフだけ36回もやり直した」と制作の裏話を明かしました。
会見最後にはジョン・レノンの「イマジン」、「紅の豚」主題歌「さくらんぼの実る頃」「時には昔の話を」を歌唱し、平和・愛・自由を訴えました。
今秋で60周年を迎える「おときさん」の愛称で親しまれている加藤登記子さんの、世界を背景に歌声が響き渡る「時をつなぐ歌」をテーマにしたコンサートは5月12日横須賀からスタートします。