2024年2月18日投開票 藤沢市長選挙 立候補者インタビュー
湘南人では、2024年2月18日(日)投開票の藤沢市長選挙について、それぞれの立候補者にインタビューを実施し、各候補者の進めたい主な政策、藤沢市の課題への取り組みなど、詳細にお答えいただきました。
「地元密着メディア」湘南人は、「藤沢市の一人でも多くの有権者の方が、選挙に足を運んで頂けるようにしたい」という想いから、今回のインタビューを行いました。ぜひ、お読みいただいて、投票の際の参考としていただければ幸いです。
※掲載順序は届出順、敬称略
※インタビュー内容については、文末表現の統一以外はそのまま掲載しています。
※期限までに回答があった方のみ、インタビューを掲載しています。
※インタビュー実施期間
1月24日(水)〜2月5日(月)
目次
藤沢市長選挙(定員1) 立候補者詳細
※敬称略、50音順 2024年2月6日現在の情報です。
国松 誠
- 生年月日:1961年5月24日
- 年齢:満62歳
- 党派:無所属
- 肩書き:元県議会議員
- 新旧:新人
- HP:https://kunimatsu-makoto.com
今回藤沢市長選挙に立候補された理由をお聞かせください。
藤沢には多くの宝があります。江の島や新江ノ島水族館には多くの観光客が訪れています。江の島沖からは新鮮な魚がとれ、北部地域では取れたての湘南野菜や、県外の人にも人気のある梨や葡萄がとれます。養豚も盛んで人気のブランドとなっています。
市内には慶應義塾大学、日本大学、湘南工科大学、多摩大学と4つの大学もあります。大学と地元企業との連携により、新しいビジネスチャンスが生まれる可能性も期待できます。
しかしながら、残念なことに現市政はこれらの藤沢の宝を活かしてきれていません。私が立候補する理由は、藤沢にある数多くの宝物を大きく育て、子どもと未来を語り合える藤沢にしていくためです。
藤沢市の今直面する主な課題、それに対するご自身の考え、具体的な政策を教えてください。
①南北格差
藤沢駅の改良や村岡新駅、市民会館の更新など南部のまちづくりが先行し、中部から北部にかけてのまちづくりが進展していない状況です。相鉄いずみ野線の延伸や新産業の森、健康と文化など市内がバランスよく、そしてスピード感を持ったまちづくりが藤沢の発展には不可欠であり、直面する課題と捉えています。私は中部から北部にかけたまちづくりのギアを上げ、バランスの取れた藤沢のまちづくりを推進します。
②子育て支援
自分自身がヤングケアラーの経験があり、当時試行的に行われていた中学校給食に救われた過去があります。物価高騰の中で食材費が上昇、学校給食費が家計を圧迫している状況にあり、小学校給食の無償化を図ることで、更に子育てしやすいまちになると考えます。
また、合わせて現在行っている中学校給食(デリバリー方式)の再検証と見直しを図り、だれもが温かい給食を食べられる環境整備に取組みます。
③防災対策
令和6年(2024年)1月に発生した能登半島の地震がありました。藤沢でも災害は決して対岸の火事ではなく、万全の備えが必要です。さらにそうした有事の際は市長のリーダーシップが必要であり、現市政においてそうしたリーダーシップが発揮されるのか疑問です。災害時におけるスピード感をもった決断と意思決定プロセスの明確化を図り、市民の安全安心を守ります。
④人手不足
ありとあらゆる業界において人手不足が叫ばれており、社会問題となっています。特に市政に関わるエッセンシャルワーカーである医療、介護、保育の人財確保はまったなしの課題となっています。しっかりとそうした人材を確保するための藤沢版人材確保策を実行し、医療、介護、保育の人財確保に全力で取組みます。
⑤土地利用規制改革
藤沢市内には土地利用規制がかけられており、様々な制約を受けている現状があり、農地が後継者不足のため耕作放棄地になっている場所や、津波避難のための高い建物が建てられない場所など、まちづくりの面や防災面でも大きな課題となっています。政策的にこうした土地利用規制を改革し、新たな土地利用を目指し、まちの活力創出や課題解決に繋げていきます。また、土地利用規制改革は固定資産税の増加も見込まれることから、財源確保に繋がります。
現市政に関して評価をお聞かせください。
60点。
藤沢市としての尖った政策が見当たらない。都市のポテンシャルが強いため自治体間競争では優位となっていますが、市政運営が素晴らしいとは言い切れないと思います。
また、現市政はボトムアップ型の政策形成のためスピード感がないことが大きな弱点であり、災害などの有事の際に非常に不安があります。実際、コロナ禍におけるワクチン接種については、県内他市町村に大きく後れを取り、当初は非常に低い接種率であったことがその証左であると考えます。
県議会議員として取り組んできたことを具体的に教えてください。これまでの経験をどのように生かしますか?
歩車分離交差点を拡充し安全対策の強化、県立辻堂海浜公園の人工芝の整備など精力的に取組ませて頂きました。また、県政与党の最大会派の団長の経験を経験し総合的に県政の推進に携わってきました。特にコロナ禍では神奈川モデルの推進など、議会の立場からも県民の命と健康を守る施策に取組みました。さらに市議会議員時代には、全国市議会議長会の会長を務めさせて頂き、中央省庁との強いパイプをつくることができました。
県議会、そして全国市議会議長会の際に培った人脈をフル動員して、最大限、国県支出金の獲得をして、目白押しの藤沢市のまちづくりの財源獲得と事業のスピードアップに繋げていきます。
藤沢市の魅力、アピールポイントを教えてください。
立候補理由でも述べた様に、宝物がたくさんあることが大きな魅力だと思います。また、人財という側面からも藤沢市には多様な人的ポテンシャルがあると思っています。しかしながら、そうした人財が市政にリンクできていない状況にあると捉えており、多様な人財が有機的に融合していけばさらに素晴らしい藤沢の実現に繋がると考えています。
もし市長になったら、藤沢市をどんな街にしていきたいですか?
藤沢は大変に豊かなまちであり、財政力も全国的に見ても屈指のものがあります。しかしながら、私たちはその豊かさを実感できているでしょうか。藤沢の課題でも触れましたが南北格差がその象徴ではないでしょうか。全市民、全地域に藤沢の豊かさを実感できるそんなまちにしていきたいと考えています。
相原 倫子
- 生年月日:1960年
- 党派:無所属
- 肩書き:【海風】代表/【藤沢市政を見える化する会】代表
- 新旧:新人
- HP:https://www.rinkoaihara.com
今回藤沢市長選挙に立候補された理由をお聞かせください。
そこに住む住民に最大のサービスを提供するのが地方自治体のミッションと考えますが、南北のバランスの悪さや増え続ける住民負担、削減され続ける福祉事業などを糾さねばならないと思っています。
ただし、街の発展なくしては福祉・教育・子育てなどの充実はあり得ないので、必要な投資を惜しむ気はなく、住民合意を得た開発はどんどん進めるべき。住民の思いをしっかりと反映させる透明な市政運営が必要ですので、立候補を決意しました。
藤沢市の今直面する主な課題、それに対するご自身の考え、具体的な政策を教えてください。
当初のマスタープランから大きく外れ、慶應周辺(北部)が置き去りにされている現状、投資の偏りが目に付きます。北部の区画整理は進んでいますが、虫食い状態に家が建てられ、住宅街としての環境や景観は酷い状態になっています。このまま虫食い開発を進めたら取り返しがつかないです。
大型開発は結構ですが、引き換えに市民の暮らしにとって大切な福祉事業を33項目も削減する姿勢は許し難いです。発展は福祉の充実に直結すると考えるので、福祉の充実が測れないのであれば計画は見直すべきであると考えます。また、無計画な街づくりによる人口増加にインフラ整備が全く追いついておらず、学校や特養がパンクしている現状への解決策が見えません。人気のある南部にばかり注力するのではなく、北部の高齢化対策を強化し、北部にこそ人口増加のための投資をしっかりと進めるべきです。
村岡新駅について更に言えば、鎌倉側から藤沢市につくる駅に出資するのはおかしいとの声が聞こえてきます。が、駅による経済効果を考えた時、圧倒的に得をするのは鎌倉市であり、駅を当て込んでの再開発計画を立てているのはむしろ鎌倉側です。駅ができなければ困るのは圧倒的に鎌倉市。多く出資せよと言うくらいの気概は欲しいものです。
加えてJRは駅中利権を手にするでしょうから、遊んでいる藤沢駅の3番4番ホームから、通勤時間帯だけでも藤沢始発の筋を引くよう私なら交渉します。
この村岡・深沢地区の再開発は、両市が足並みを揃えなければ絶対に失敗します。であるにも関わらず、無策の状態で駅のお値段だけが決められ「40億円以上かかります、もう決まりました」というのはおかしな話。国の言いなり政治もいい加減にしてもらいたいです。
災害時の観光客の避難計画や津波対策の甘さ、文化都市としての施設の貧しさも大いに気になります。よって、住民合意を得ず福祉の充実が見込めないような大型開発は見直し、まずは老朽化したインフラを先手先手で改修することで防災減災を強く意識した街づくりを進めたいです。
北部には広域防災教育拠点を設け、全ての市民に一度は災害体験をしていただく。拠点にはトイレトレーラーやモバイルファーマシー、その他食糧や資材をふんだんに備蓄し、災害対策に貢献できる企業や研究機関を誘致する。綾瀬インターのおかげで、周辺都市へ応援に出るにも都合が良いです。
藤沢市が大きなダメージを受ける災害時には、政府も被災者となっていることが想定できます。藤沢市が主導し機動的に動けるよう、万全の備えをします。慶應周辺は学園都市に、ライフタウンの高齢化対策(世代交代を促すためにも)として公共交通機関を充実させ、同時に緑地率30%は現市政から取り戻し、オオタカの森など自然環境の保全には全力。自然・環境・清潔・利便性、品格を損なうことのない都市デザインを配置したいです。
現市政に関して評価をお聞かせください。
自民党系だけれど穏健派の市長、概ね市民の評価はそんなところではないでしょうか?
しかしながら、決定プロセスの見えない不透明な政治姿勢は、長期権力の奢りの象徴と言っていいでしょう。議会承認も得ずに大金を注ぎ込む再開発を独断で決定するなど言語道断です。
再開発を否定するのではなく、その決定プロセスを徹底的に問題視する。民主政治への、地方自治への冒涜です。藤沢市に限った話ではなく、もう長いこと国にハンドリングされる地方自治は問題視されています。
自民党主導で中央からの画一された政治的指導の下では、藤沢市の独自性を活かした市民の幸福、安全を最大化して繁栄する政治は成り立たちません。藤沢市条例を遵守し、3期終えたら潔く引退すべきです。小学校給食無償化など今更、である。12年間時間はあったでしょう。とってつけたようで笑止千万です。
政治団体として取り組んできたことを具体的に教えてください。これまでの経験をどのように生かしますか?
やってきたことは「困難女性の相談支援全般」。
経験を活かして取り組んでいくことは、男女賃金格差是正や低賃金低年金の単身女性の救済。女性の働きやすい社会の整備。性被害やDVからの救済など多岐にわたります。
そして女性だけでなく、社会設計のモデルとなっている「健康な成人男性」から外れる全ての人たちの生きづらさに、政治的課題として向き合う。そのために、市長直轄の「暮らしSOS-110番」設置を公約に掲げ、直接市長に市民の困りごとが伝わるシステムをつくります。
藤沢市の魅力、アピールポイントを教えてください。
温暖な気候、四季折々の魅力が感じられる風景に恵まれ、都心へのアクセスも良いです。大型ショッピングモールや商業施設も充実しており、住民や観光客で活気に溢れている地域が多いです。
産業地域は市民の雇用や経済に寄与し、財政状況は優れていて、文化・芸術・スポーツなどのイベントも多く開催され、大きな公園やオオタカの森など守るべき自然に溢れています。
もし市長になったら、藤沢市をどんな街にしていきたいですか?
誰もが安心して穏やかに日々を送れるような、物心両面で市民が豊かに暮らせる街。
防災減災優先で先手先手で災害に備え、市民の命を守ることのできる強い街。
観光客よりも地域住民の暮らしやすさを大切にし、人と環境、インフラ、未来への投資を惜しまず地域経済を循環・活性化させ、市民の思いをしっかりと反映させる市政運営の仕組みをつくります。
鈴木 恒夫
- 生年月日:1950年1月3日
- 年齢:満 74歳
- 党派:無所属
- 肩書き:藤沢市長
- 新旧:現職
- HP:https://suzukitsuneo.com
今回4期目を目指して立候補した理由をお聞かせください。
3期目の市政運営(2020年2月~)は、市の業務をコロナ対応シフトに移行したことで事業のスタートが遅れてしまいましたが、現在は加速度を増して取り組んでいるところです。
まちづくりも、コロナ禍の影響を少なからず受けたため、3期目のスタートにあたり思い描いた完成には至っていません。
幸い健康に恵まれ、気力体力も充実していることから、故郷のふじさわが湘南の元気都市としてさらに発展していくために、まちづくりの様々な課題にしっかりと道筋をつけ、次世代にバトンを渡していくことが私の責務であると考えて決意いたしました。
藤沢市の今直面する主な課題、それに対するご自身の考え、具体的な政策を教えてください。
我が国が少子高齢社会となり人口減少が進む中で、藤沢市は人口が微増しており、当面この傾向は継続すると想定されます。
しかし、2035年には人口がピークに達しその後減少に転じると考えられます。こうした将来の予測に備えて取り組むこと必要となりますが、そのコンセプトは、「様々な市民や団体・企業・大学と連携するマルチパートナーシップで誰一人取り残さない持続可能なまちづくり」であると考えています。
具体的には、藤沢らしさを育てつつ、大規模自然災害に備え安全安心なまちをつくる。誰一人取り残さないまち「インクルーシブ藤沢」の推進。人口減少に伴うマンパワー不足を補い市民サービスへの影響を最小限度に止めるための、デジタル市役所とスマートシティーの推進。市民生活を支える都市基盤整備と地域経済の活性化などを進めます。
これまで3期のご自身の市政の自己評価を教えてください。
藤沢市は、日経BP社の「住みよい街ランキング」で全国24位に位置付けられています。また、最新の市民意識調査(2022年度)では、「誰もが快適に暮らせ、居心地の良いまち」「子供が大人になっても愛着の持てるまち」の実現度について、共に82%を超える高い評価をいただいています。
さらに、日本経済新聞社の「持続可能都市ランキング」では、全国815の都市中22位となり、外部からの評価も良好です。
こうした客観的な評価を踏まえますと、課題はあるものの、12年間の市政運営は概ね及第点をいただけるのではと考えています。
市長として力を入れて取り組んできたことを教えてください。これまでの経験を4期目にどの様に活かしますか。
拠点整備
市役所本庁舎等老朽化した公共施設の複合化による再整備
藤沢駅周辺整備による、中心市街地の再活性化
安全安心
「災害に強く質の高い医療」を目指した市民病院再整備
津波避難施設、防災備蓄資機材の増強、ハザードマップの作成、「ふじさわ防災ナビ」の全戸配布
子育て福祉、福祉
18歳までの入通院にかかる医療費の無償化
待機児童数の大幅減、南北2ヶ所の病児保育室の開所、医療的ケア児保育の開始
産後ケア事業の開始
藤沢型地域包括ケアシステムの構築、コミュニティーソーシャルワーカーの全地区配置、支え合いの拠点「地域の縁側」の設置、障がい者支援や認知症対策の推進
これまでの経験を4期目にどう活かすか
これまで12年間の市政運営で常に心掛けてきた、「一人一人の市民の思いを大切に」を念頭に、コロナ禍を乗り越えた「オール藤沢」の力を結集して、山積する課題に挑戦したいと思います。
藤沢市の魅力、アピールポイントを教えてください。
温暖な気候風土等の豊かな自然環境や遊行寺等の歴史遺産があり、都心や箱根等の観光地と至近距離にあります。これらを背景に「程よく都会、程よく田舎」が同居し自由な雰囲気を町全体が醸し出しています。
もし再選されたら、藤沢市をどんな街にしていきたいですか?
市長就任以来、一貫して「郷土愛あふれる藤沢~松風に人の和うるわし湘南の元気都市~」を「めざす都市像」に掲げ、その実現のために努めてまいりました。
今後も様々な課題に対し、市民の皆様や様々な団体等とのマルチなパートナーシップのもと、市政を着実に前進していきたいです。
「安全・安心」「人材・人権」「健康・地球環境」等の基盤の上に、藤沢の様々な特徴を生かし「藤沢らしさ」を練り上げていきます。
この街で、やりたいことが見つけられ、それが実現出来るまちをめざしていきます。
告示日
2024年2月11日(日)
告示日とは、自治体の選挙管理委員会が選挙を行う旨を告示する日です。公営ポスター掲示板に選挙ポスターが掲示されるのは告示日から投票日の前日までです。
- 住民票の記載に基づき、原則世帯ごとに封書で発送いたします。
- (選挙人名簿登録の状況により、住民票上同じ世帯でも別の封筒で届く場合があります)
- 封書1通につき、原則6人分までの入場整理券が同封されています。
- 藤沢市で投票できる資格がある方は投票所入場整理券到着前であっても、期日前投票をすることができます。本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証等)をお持ちの上、期日前投票所の受付に申し出てください。
- 破損・紛失してしまった場合や届かない場合でも投票できます。本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証等)をお持ちの上、各投票所の受付に申し出てください。
投票日
2024年2月18日(日)
持ち物
- 入場整理券
- 本人確認書類(マイナンバーカード・運転免許証等)
投票の流れ
- 投票所に到着したら、受付で入場整理券を渡してください。(この際、本人確認書類を求められる場合があります)
- 受付で投票用紙をもらったら、パーティションで仕切られた投票記載所に向かいます。
- 投票記載所で投票したい候補者の名前を投票用紙に書きます。
- 投票用紙を投票箱に入れたら、投票完了です。
投票できる方
- 年齢が満18歳以上(2006年2月19日までに生まれた)の方
- 2023年11月10日までに藤沢市に住民登録の届出をし、その後引き続き藤沢市に住民登録がある方
期日前投票所・日時
投票日当日より前に投票できる制度です。2月18日(日)に投票できない方は、期日前投票をご利用ください。
投票日当日の投票所と異なり、藤沢市長選挙に投票する資格がある方は、どちらの期日前投票所でも投票することができます。事前に入場整理券裏面の「請求書兼宣誓書」にご自身で記入の上、ご希望の期日前投票所においでください。
設置期間
2024年2月12日(月)~2月17日(土)
受付時間
午前8時30分~午後8時
場所
- 藤沢市役所本庁舎(1階ラウンジ)
- 鵠沼市民センター(本館1階ロビー)
- 辻堂市民センター(1階交流スペース)
- 明治市民センター(健康プラザ内文化室)
- 善行市民センター(1階コモンスペース1)
- 湘南台市民センター(1階ギャラリー)
- 御所見市民センター(1階ロビー)
不在者投票について
期間
~2月14日(水)午前<必着>
選挙期間中、選挙人名簿登録地で投票できない方が滞在先で投票できる制度です。事前に請求を行い、投票用紙等を滞在先へ取り寄せた上で、滞在先(藤沢市以外)の市区町村の選挙管理委員会が指定した場所で投票することができます。
以下の理由等で市外に滞在しており、期日前投票所の利用もできない方が対象です。
- 出張・単身赴任
- 旅行
- 出産・介護等により実家に戻っている
- 国政選挙の直前に、引っ越しにより住所が市外に移った
(県の選挙の直前に、同一県内の他市区町村に住所を移した場合を含む)
請求書の提出には、①郵送または持参、②電子申請の2つの方法があります。
詳しくは、こちらをご確認ください。
藤沢市長の動向
まとめ
今回の藤沢市長選挙は、4選を目指す現職鈴木氏に、新人の2名が挑むこととなリました。(2024年2月6日現在の状況)
「これまで12年間の市政運営で常に心掛けてきた、「一人一人の市民の思いを大切に」を念頭に、コロナ禍を乗り越えた『オール藤沢』の力を結集して、山積する課題に挑戦したい」という、現職の鈴木氏。
大規模自然災害に備え安全安心なまちをつくる。誰一人取り残さないまち「インクルーシブ藤沢」の推進。人口減少に伴うマンパワー不足を補い市民サービスへの影響を最小限度に止めるための、デジタル市役所とスマートシティーの推進。市民生活を支える都市基盤整備と地域経済の活性化などをメイン施策として掲げています。
一方で、元県議会議員の国松氏は、現市政に60点との辛口の評価。
県議会、そして全国市議会議長会の際に培った人脈をフル動員して、最大限、国県支出金の獲得をして、目白押しの藤沢市のまちづくりの財源獲得と事業のスピードアップを施策としてアピールしています。
政治団体所属の相原氏は唯一の女性候補。
現市政に対して、「決定プロセスの見えない不透明な政治姿勢は、長期権力の奢りの象徴と言っていいでしょう。議会承認も得ずに大金を注ぎ込む再開発を独断で決定するなど言語道断」と異議を唱えています。
これまでに「困難女性の相談支援全般」に関して、取り組んできた経験を活かし、男女賃金格差是正や低賃金低年金の単身女性の救済。女性の働きやすい社会の整備。性被害やDVからの救済などに取り組んでいきたいということです。
藤沢市の有権者の方々は、ぜひ、今回の立候補者のインタビューを参考にして、藤沢市長選挙に投票をお願いします。