小田急電鉄、2025年3月ダイヤ改正で平日夜間の特急ロマンスカー増発へ
小田急電鉄は2025年3月15日(土)から、小田急線全線(小田原線、江ノ島線、多摩線)でダイヤ改正を実施する。現行ダイヤをベースとしながら、利用ニーズの高い平日夜間への特急ロマンスカーの増発や、列車種別ごとの停車駅の見直しによる分かりやすさの向上により利便性を高める。
主な変更点
- 平日22時台のホームウェイ号(下り列車)を1本増発(1時間あたり2本→3本へ)
- 土休日15時40分新宿発の小田原行き(さがみ61号)を箱根湯本行き(はこね号)として運転
- 日中時間帯に伊勢原・秦野へ停車する列車本数を増加
- 準急の喜多見・和泉多摩川停車を開始
- 快速急行の開成駅停車を開始
利便性向上のポイント
- 22時台は従来満席率が高く、1本増発することにより、読書や仕事後の一服など、ゆったりとした時間を過ごせる
- 箱根観光後、小田原での乗り換えが不要に
- 伊勢原・秦野への停車本数増加と接続列車の改善
- 下北沢駅での早朝・深夜における全列車の地下1階ホーム停車による利便性向上
お問い合わせ先
小田急お客さまセンター
電話:044-299-8200(9時~17時、年中無休)
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筆者のコメント
湘南エリアから都心へ通勤・通学する人にとって、この度のダイヤ改正は朗報だ。
特に、夜間の特急ロマンスカー増発は、仕事で遅くなった際の帰宅時間の選択肢が増えることを意味する。季節を問わず、快適な車内で読書や仕事の整理をしながら帰宅できるのは、ワークライフバランスの向上につながるだろう。
また、箱根方面への観光アクセス改善は、週末に家族で出かける際の利便性向上にもつながる。これから春に向けて、箱根の観光シーズンも控えているので、より快適な小田急線の利用が期待できそうだ。