【鎌倉市ニュース】神奈川県知事選挙の受付ミスの事案が発生
鎌倉市は令和5年4月9日、鎌倉市内の投票所で鎌倉市から転出後、投票に訪れた選挙人1人に対し、神奈川県内に引き続き居住していることの確認を行わず、そのまま投票させる事案が発生したことを公表した。
受付ミスが発生した経緯
令和4月5日に鎌倉市から転出した選挙人が、4月9日午後2時頃、鎌倉市内の投票所に訪れた。
パソコンの選挙人名簿画面には、県内他市に転出していることを示すメッセージが表示されていたが、投票所の係員が投票の受付前に本来必要な引き続き神奈川県内に居住していることの確認を失念していたため、当該選挙人には通常の選挙人と同様の受付がなされ、そのまま投票が行われた。
投票所から鎌倉市の住民記録担当課に対し、引き続き神奈川県内に居住していることの確認をしたところ、当該選挙人については、鎌倉市から県内他市に転出届がなされていた。
しかし、転出先の住所には転入の届出を行っておらず、神奈川県知事選挙の投票ができないことが判明した。
事案が発生した選挙の日時・場所
選挙:神奈川県知事選挙
発生日時:令和5年4月9日(日) 午後2時ころ
発生場所:鎌倉市第31投票所(今泉台町内会館)
再発防止に向けた取り組み
鎌倉市選挙管理委員会は再発防止に向けた取り組みとして、各投票所に対し、鎌倉市から神奈川県内他市への転出者が投票する場合には、受付前に引き続き県内に居住している確認を徹底するように周知した。